私の簿記の学習開始から終わりまで、すべてをまとめました
【簿記・日商簿記2級】
2018年(平成30年度)合格
- 勉強期間
- 5ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 60代
- 性別
- 男性
2017年度の行政書士試験に、フォーサイトの講座を受け合格した。2018年3月定年退職の後の開業準備を進める上で、簿記業務に関する知識が必要と判断し、2月より簿記講座の受講を開始した。
フォーサイトを選んだ理由
独学では無理で、かつ本年3月末までの業務量を考慮した場合通学は難しいと判断し、通信教育に絞って複数の講座を比較した。その結果、(1)合格率が非常に高いこと、(2)テキストがカラフルでポイントが絞り込みやすいこと、(3)「道場破り」というネット受講インフラがあることの3点から、フォーサイトを選択した。
合格までの道のり
受講開始月の2月は、
①朝夕の通勤時間1時間のヒアリング、
②会社始業までの1時間のテキストの「ヒアリング+読」及び
③帰宅後1時間のビデオ受講を基本形態として、3級の基礎テキストを学習した。
3月は、定年前の引継ぎ等で全く勉強できなかった。4月から勉強に専念し、4月中に3級過去問に取り組んだが、間違いが多く落ち込んでしまった。しかし、2回繰り返すことで一応習得。
5月より2級の基礎テキストを学習。
①朝のウォーキング時1時間のヒアリング、
②午前・午後各3時間のビデオ受講を基本形態とした。
進捗が遅く、5月最終週から、漸く2級過去問に着手。3級時とは段違いで全く歯が立たず、できない箇所をマークした付箋紙で問題集の厚みが倍になった。
基礎テキストの再学習を行いながら、過去問も2回連続して正解すると付箋紙を外す作業を実施。受験1週間前に、過去の試験時様式問題ならびに直前対策問題を解き、受験時の時間配分等を体験した。
受験当日は、それほど上がらず対応できたが、やはり時間が不足し、何とか全問解答欄を埋めた。夜記憶と問題用紙の記録から自己採点したところ、74点であった。
「何とか受かっていて欲しい」と願いつつ、モヤモヤしながら1週間を過ごした。6月18日合格発表をネットで見たところ、自分の受験番号があり、点数は72点。ギリギリの合格ではあるが、行政書士開業に向け、弾みがつく出来事に喜んだ。
フォーサイト講座の良かった点
第一に、「道場破り」の自動スケジューリング機能である。学習ボリュームが把握できていない初学者にとって、各学習ステップの終了日を設定するのは難しい。
また、私の場合3月全く勉強できなかったので、4月に再スケジューリングし、「道場破り」で自動設定された日程の進捗確認で学習遅れが認識でき、頑張る時間を設けたことが有用であった。
第二に、「道場破り」の確認テストの記録機能である。確認テストの履歴が確認できるので、間違った問題の特定ができ、追い込み期間には繰り返し不正解であった問題の確認に集中して取り組めた。
最後に
試験には合格したが、実務は無知である。行政書士と共に簿記の実務勉強に取り組み、早く必要とされる行政書士となることを目指す。