簿記試験の2週間前から優先順位をつけて学習

【簿記・日商簿記2級】 2019年(平成31年度)合格
勉強期間
4ヶ月間
受験回数
初学者(1回目)
職業
正社員(サラリーマン)
年代
40代
性別
男性
 私は、3級の資格はなく、いきなり2級からの挑戦でした。理由は単純に時間のカットです。半面、失敗するリスクも大きいですが。仕分けについては、仕事柄少し知識がったので、いきなり2級を決意しました。

 短期勝負なので、やはり通信講座がいいと思い、いろいろサイトで調べましたが、以前にFP2級講座を受講した経験もあり(ちなみに合格しています)、フォーサイトに決めました。

 1番の利点は、テキストの見易さ、分かりやすさです。色分けされているのは有名ですが、項目1つ1つに対して、丁寧かつ簡単な「例」があり、初学の私にはとても有効でした。合間合間の「コーヒーブレイクコーナー」も、学習が間延びせず個人的には楽しんで読んでいました。

 学習スタイルは、①前回(前日)学習した項目を読み込む(フィードバック) ②今日学習する部分をざっくりテキスト読み込み(小単元ごと、5~6ページ)②DVD視聴 ③該当過去問集を解く。

以上のローテーションで所要時間は1時間半程度です。休日も同じメニューで進め、空いた時間でその週の振り返りをします。先々進んでは消化不良になるので、反復に重点を置きました。

 2か月かけて、全範囲の学習を一巡しました。トータルの期限は3か月半しかなかったので、残り1か月半は、過去問演習に専念しました。本来なら、何冊か問題集を進めていくのが有効なのでしょうが、私の場合、時間が限られてましたので、フォーサイトの過去問題集1本でひたすら反復演習しました。

 試験まで2週間となった頃、このままでは全範囲をカバーする時間が無いと感じ、優先順位をつけて学習を進めました。要するに、「捨てる」単元をつくることです。素人の私では判断できなので、DVD講義の中で先生がその都度、重要度レベルを教えてくれてました。

 まず、点数が取りやすい工業簿記は全体的な学習に重点を置く。商業簿記の本支店や連結は、部分点狙いまでとし、合計金額の算出まで理解するのは無理と判断(この判断が今回の実試験でピタリでした)。

 最低限、必要なことは頭に詰め込んで、試験に臨めました。合格はしましたが、2級範囲を完全理解しているとは認識していません。今後、しっかりフィードバックした後、上のレベルへ挑戦していきたいと考えています。

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