
簿記に合格するためには過去問の正答率を100%にする!
【簿記・日商簿記2級】
2019年(平成31年度)合格
- 勉強期間
- 4ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 転職(求職中)
- 年代
- 20代
- 性別
- 男性
私は幼少期に場面緘黙(かんもく)症という症状を有しており、家族以外と会話することができませんでした。周りの方の支援のおかげで家族以外の方とも会話できるようになり、法科大学院へと進学しました。しかし、多数の人の前で教授からの質問に答えるという講義形式が負担となり、体調を崩し退学することになりました。現在は精神障害者保健福祉手帳を取得し、障害者雇用で採用されることを考えています。
2. 日商簿記2級を目指した理由
障害者雇用という形式であっても、戦力として見てほしい。そのためには意欲や能力をアピールしなければならない。そういう理由から需要が高い日商簿記2級合格を目指しました。
3. フォーサイトを選択した理由
日商簿記3級の試験対策にフォーサイトの講座を利用しており、第151回の試験を96点で合格することができました。そのため、2級対策の講座についても迷うことなくフォーサイトの講座を選択しました。結果として152回の2級試験に一発で合格(83点)することができたので、判断に誤りはなかったと思っております。
4. 2級学習において気を付けていたこと
近年の日商簿記試験2級は商業簿記3問の中に1問難問が含まれており、工業簿記で高得点を獲得できなければ合格することが非常に難しい状況でした。特に第151回の試験においてその傾向が顕著でした。講師の方が工業簿記から学習を始めることを推奨していたのはこういった要因があったのだと過去問を解いているときに理解できました。第153回以降の傾向は不明ですが、工業簿記は一度得意にしてしまえば得点源にできるので、今後学習を開始される方も工業簿記から始めるといいと思います。
また、過去問演習は絶対に必要です。最初は全くわからなくてもかまわないので、問題演習を繰り返すことを強く推奨します。私も問題集を解き始めた時は全くわかりませんでした。ほぼすべての問題に「×」を付けたことを覚えています。×であろうが、解説を読んで理解し、どんどん進む。そうしたことを続けていたら、ある時から急に少しずつではありますが、問題が解けるようになりました。そして最終的にはすべての問題に「〇」をつけることができました。
試験に合格するためには過去問の正答率を100%にする。それで必要十分です。分厚い参考書の完璧主義になってしまうと、合格は遠のくと思います。何事も完璧にやりたいという方もいるとは思いますが、テキスト完璧主義から過去問完璧主義というように、対象を変えることが合格にとっては重要です。
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