第2の人生のよきスタート、50代で簿記3級に合格しました。
試験の種類 | 日商簿記3級 |
性別 | 女性 |
年代 | 50代 |
試験年度 | 第154回 3級試験2020年(令和2年度)2月 |
エリア | 長野県 |
勉強期間 | 4ヶ月間 |
職業 | 正社員(サラリーマン) |
勉強法 | 過去問 |
商品 | テキスト,問題集 |
受験回数 | 初学者(1回目) |
学習スタイル | 独学 |
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
■50歳過ぎての挑戦
老親の介護のため、これまで長く勤めてきた職を辞し、介護と両立できる仕事に転職することになりました。転職先から簿記3級の資格を取るように勧められ、50歳過ぎての挑戦となりました。「簿記」って何?電卓はどんなものを使えばいいの?といった状態で、不安しかありませんでした。
■勉強の進め方
受験を決めたのが試験の3か月前。書店で「簿記とは何?」を書いた本で一番薄いものを買って読み、自分には独学では無理そうだなと思ったため、Webで通信教育を検索して数社から資料を取り寄せ、教材の説明が一番シンプルでわかりやすかったForesightを選びました。
最初に受講ガイドを読み、それに沿って1ステップずつ学習を進めました。まず動画を見て、先生が「では演習問題をやってみましょう」と言われたタイミングで演習問題を解き、終わったら問題集を解く、という流れです。問題集で解けなかったものはテキストに戻って確認し、それでもわからなかったら再度動画を見ることで、解決していきました。動画を見ながら、自分なりに理解したことを、テキストと解答・解説集に赤ペンでどんどん書き込んでいきました。これが、あとで復習するときに、とても役立ちました。
なお、詳しいことはこの後書きますが、ステップ13(試算表)以降は、問題集は1問だけやり、次のステップに進んでいました。すべてのステップの学習が終わったとき、試験まで2か月をきっていました。
■とにかく時間がかかった試算表、精算表、財務諸表
ステップ12までは毎日2~3時間の学習で順調に進んでいたのですが、ステップ13(試算表)の問題集に取り組んだところ、1問を解くのに異様に時間がかかるのです。4時間たっても終わらない!しかも合計欄の数字が合わない!これは大変なことになったと思いましたが、テキストに「最初は時間がかかっても大丈夫(大意)」と書いてあったのを信じて、次のステップに進みました。
すべてのステップの学習が一通り終わったあと、問題集の冒頭から2周目に取り組みつつ、毎日ステップ13以降のうちのどれか1問を解くようにしました。時間がかかっていたのは仕訳数が多かったためで、仕訳に慣れていき、また仕訳のメモの取り方が自分なりにわかってくることで、少しずつスピードアップできました。
最初は仕訳が終わった段階で答え合わせをして、仕訳が間違いなくできてから、集計と作表をしました。数字が合わないのはメモするときの転記ミスと集計漏れによるものが多く、電卓の打ち間違いもときどきありました。「これは鉄棒の逆上がりと同じで、理屈がわかっただけではできない、練習あるのみだな」と腹をくくり、毎日必ず1問は解くようにしたところ、1週間たったころから時々自力で正解を出すことができるようになり、ほっとしました。
■受験対策
受験の2週間前から、過去問に取り組みました。このころには、ほぼ時間内に、すべての問題が解けるようになっていました(正答率は70~80%)。数字の転記ミスなどに気をつけながら、これまで間違えた仕訳や決算整理の問題を中心に復習しました。
試験当日は選択問題で知らない用語が出てきて少し焦りましたが、他はおおむね過去問で練習したとおりにでき、なんとか合格することができました。
老親の介護のため、これまで長く勤めてきた職を辞し、介護と両立できる仕事に転職することになりました。転職先から簿記3級の資格を取るように勧められ、50歳過ぎての挑戦となりました。「簿記」って何?電卓はどんなものを使えばいいの?といった状態で、不安しかありませんでした。
■勉強の進め方
受験を決めたのが試験の3か月前。書店で「簿記とは何?」を書いた本で一番薄いものを買って読み、自分には独学では無理そうだなと思ったため、Webで通信教育を検索して数社から資料を取り寄せ、教材の説明が一番シンプルでわかりやすかったForesightを選びました。
最初に受講ガイドを読み、それに沿って1ステップずつ学習を進めました。まず動画を見て、先生が「では演習問題をやってみましょう」と言われたタイミングで演習問題を解き、終わったら問題集を解く、という流れです。問題集で解けなかったものはテキストに戻って確認し、それでもわからなかったら再度動画を見ることで、解決していきました。動画を見ながら、自分なりに理解したことを、テキストと解答・解説集に赤ペンでどんどん書き込んでいきました。これが、あとで復習するときに、とても役立ちました。
なお、詳しいことはこの後書きますが、ステップ13(試算表)以降は、問題集は1問だけやり、次のステップに進んでいました。すべてのステップの学習が終わったとき、試験まで2か月をきっていました。
■とにかく時間がかかった試算表、精算表、財務諸表
ステップ12までは毎日2~3時間の学習で順調に進んでいたのですが、ステップ13(試算表)の問題集に取り組んだところ、1問を解くのに異様に時間がかかるのです。4時間たっても終わらない!しかも合計欄の数字が合わない!これは大変なことになったと思いましたが、テキストに「最初は時間がかかっても大丈夫(大意)」と書いてあったのを信じて、次のステップに進みました。
すべてのステップの学習が一通り終わったあと、問題集の冒頭から2周目に取り組みつつ、毎日ステップ13以降のうちのどれか1問を解くようにしました。時間がかかっていたのは仕訳数が多かったためで、仕訳に慣れていき、また仕訳のメモの取り方が自分なりにわかってくることで、少しずつスピードアップできました。
最初は仕訳が終わった段階で答え合わせをして、仕訳が間違いなくできてから、集計と作表をしました。数字が合わないのはメモするときの転記ミスと集計漏れによるものが多く、電卓の打ち間違いもときどきありました。「これは鉄棒の逆上がりと同じで、理屈がわかっただけではできない、練習あるのみだな」と腹をくくり、毎日必ず1問は解くようにしたところ、1週間たったころから時々自力で正解を出すことができるようになり、ほっとしました。
■受験対策
受験の2週間前から、過去問に取り組みました。このころには、ほぼ時間内に、すべての問題が解けるようになっていました(正答率は70~80%)。数字の転記ミスなどに気をつけながら、これまで間違えた仕訳や決算整理の問題を中心に復習しました。
試験当日は選択問題で知らない用語が出てきて少し焦りましたが、他はおおむね過去問で練習したとおりにでき、なんとか合格することができました。
25おめでとう
簿記の合格体験記
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