2児の面倒を見ながら簿記を勉強する時間をつくって頑張った
【簿記】
- 職業
- 主婦
- 年代
- 30代
- 性別
- 女性
最初は通学も考えたのですが、まだ幼稚園児と未就園児がいるため時間や託児代などを考えると不可能だったので、空き時間を利用して勉強出来て、さらに価格も手頃な通信講座をインターネットで探し、数ある中からフォーサイトに決めました。
10年前に簿記3級は取得していましたが、年月が経過しており独学で取得していたこともあり知識に不安があったので、3級+2級講座(DVD+CD講座)を申込みました。
11月受験を目指していたので、まずは5月から1か月間、3級のDVD講義を見て復習しました。小野先生の講義は大変わかりやすく、3級の知識を取り戻すには十分な期間でした。
そして6月から2級の勉強に入りました。
まず悩んだのは、勉強時間の確保でした。
子供達が寝た後の時間を勉強に充てていたのですが、2級の内容は1回見ただけでは理解し辛いところが多く、じっくりと取り組まなければならないので、子供が夜泣きで度々起きたりすることが多いと集中できませんでした。
だから、比較的子供がぐっすり寝ている早朝に勉強することとしました。基本は早朝4時半~6時半、週末の朝は夫が休みなので少し長く勉強しました。
そうして、7月の終わりには、商業簿記のDVDは一通り終わり、8月から工業簿記に取り掛かりました。
1か月間で終える予定だったのですが、幼稚園児が夏休みになったり、お盆休みの帰省など家族の予定が入ってしまうとペースがすっかり崩れてしまい、勉強がストップしてしまいました。
こうして本格的に勉強できるようになったのは、9月に入って子供の夏休みも終わり、少し涼しくなった頃でした。
試験まで、あと2か月余りしかない!!正直、焦りました。しかし、ここであわてても時間は取り戻せるものでもないので、とにかくじっくりとDVDの講義を聴いて問題集を解く、そしてどうしてもわからないところは、メールで質問しました。お返事はそう待つことなく返ってきたので助かりました。
10月の半ばになり、試験まであと1ヶ月となると、問題の数をこなすことを意識するようになり、家事と家事の合間に過去問を1問解く、という勉強の仕方をするようになりました。主婦ならではのスキマ学習です。
意外だったのは3歳の娘。私がダイニングテーブルに座って問題を解き始めると、自分もぬりえや幼児の学習教材を持ってきて、一緒に机に座ってくれるんです。
朝起きる時間も早くなり、夜中3時~6時半のペースで毎日やっていました。起きるのが辛い時でも、絶対に合格したいんだという気持ちと、私の勉強に今まで協力してくれた家族のことを思うと、頑張れました。
昼間に反動でくる眠気が心配でしたが、直前期ならではの高揚感があったのか?あとは気合?で、眠くなることはありませんでした。
また、車の運転をしているときにはCDで講義を聴き、なんとなくでもいいから小野先生の解説を聴くようにしました。すると、問題を解いているときでも小野先生の声で言葉が浮かんでくるようになりました。
このように、直前は超早起き、スキマ学習、ながら学習で、乗り切りました。
そして試験は合格でした!家族みんなで喜んでくれたし、私も主婦としてではなく、一人の人間として社会に出ていく自信がつきました。
また、勉強時間はもともとあるものではなく、自分でつくるものであるということも学びました。絶対合格したいという気持ちがあれば、どうやってでも時間を作り出すことができると感じました。
いろいろな面で収穫のあった、半年でした。