旅行業務取扱管理者の問題の対処方法~運賃計算や観光地理ほか~
【旅行業務取扱管理者・総合】
2017年(平成29年度)合格
- 勉強期間
- 5ヶ月間(4月/5月〜)
- 受験回数
- 2回目
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 30代
- 性別
- 男性
DVDとテキストを使った勉強法は、あまりまとまった時間の取れない自分にとっては大変ありがたく、国内の結果から信頼もあったため、引き続きフォーサイトの通信講座を使って勉強することにしました。
今回の試験では、旅行業法と国内旅行業務が免除となり、且つ約款については昨年勉強していることもあり、全体的にまぁ余裕だろうと若干高をくくっていたのですが、いざ勉強してみると海外旅行業務については範囲が広く、特に航空運賃については運賃計算上の条件の見落としからなかなか点数を稼げない状況でした。また、観光地理の問題については得意不得意なエリアがあり、安定した得点源にはならないと思っていたため、運賃計算で安定した点数を得ることが本試験で合格するための一番のポイントでした。
運賃計算は割増コスト等の条件確認項目が多く、その照らし合わせに見落としが生じてうまく得点できなかったので、先ずは数をこなして問題への慣れと計算フローを叩き込みました。この時、運賃計算の問題集には解説がしっかりついていたため大変助けられました。解説を読んでもしっくりこないときはDVDとテキストを見直して再度問題を解く、ということに集中した結果、問題を解く速度と精度をあげることに成功し、本試験では運賃計算だけは見事全問正解することができました。
次点で不安な箇所として、英語と観光地理があったのですが、英語に関しては観光でよく使う英語の単語を単語帳にし覚えることで、文章が掴みきれなかったとしても単語から回答を絞りこめるような状況に持っていくことができました。
観光地理に関しては国内観光地理と比べて異常にエリアが広かったため、観光情報が載っている世界地図を片手に漠然とした覚え方をしつつ、フォーサイトのDVDかテキストかに載っていたと思うのですが、「観光地理は過去何回か同じ問題が出る」ということを信じて過去問を解き、6割とは言えなかったものの5割ほど得点することができました。
結果として、約款・海外旅行業務共に7割弱の得点での合格というなかなかの綱渡り的な結果となりましたが、受かれば勝ちなので良しとしています。
自分が勉強を開始したのが試験を7月ころからなので、もっと早くから海外旅行業務の範囲の広さ・ヤバさを把握して勉強を開始することが出来れば試験の結果発表までもっと余裕を持って待てたのかな、と思っています。
旅行の資格を取ろうと独学で受験し落ちてから3年、念願の総合旅行業務取扱管理者を取得し次の目標については模索中ではありますが、何かの資格を取る際にはまたお世話になると思います。
昨年に続きありがとうございました。