旅行業務取扱管理者を20年ぶりに勉強して合格しました

40歳の会社員です。　はるか昔の学生時代、旅行が好きでいろいろなところを旅して、将来は旅行会社に、、、という希望を持ち大学3年次に国内旅行業務取扱主任者の資格を取ったもののその後体調を崩し総合は受験できませんでした。実際の就職活動において旅行会社から数社内定を頂いたものの、ちょっとした心変わりもあって平行して受験していた某小売店からも内定を頂き、そちらに入社しました。　それから約18年、旅行に係わる仕事をするわけではなく、営業の仕事でひたすら数字に追われる毎日を送っていました。　営業の仕事は与えられたノルマを達成すれば心穏やかに月末を迎えることができる(月が変わればまた0からのスタートですが)ものの、そうではなかったときの上司からの叱責に心が折れたり、定年までこのような毎日を過ごすことになるのか、、、と漠然と思うようになってきました。　そんな中、新しいことにチャレンジしてみたい、、、という気持ちが芽生えてきて、はるか昔に受験をあきらめてしまった総合旅行業務取扱管理者の試験を受けてみよう、、、と思い立ちました。　それが今年の3月です。　
　まずは20年前にもらった国内旅行業務取扱主任者の合格証を見つけることから始めました。　実家を大掃除してなんとか見つけました。　科目免除のルールもまだ適用できるみたいで約款と海外旅行実務の2科目だけでよいのだと安心しました。　肝心のテキストは、安月給のサラリーマンのためなかなか高価なテキストには手が出ず、他社より安価だったフォーサイトのテキストを購入しました。　科目ごとにテキスト、問題集と分かれていて実際の勉強はしやすかったです。　誤字脱字、記載ミスの多さにはちょっと、、、、、と思うこともありましたが。
日々の勉強時間ですが平日はだいたい帰宅して夜22時くらいから2、3時間くらい、休日はそれよりも少し多いくらい、どんなに疲れていても一日全く勉強しない日は絶対に作らないよう心がけました。
　約款から始め、地理や3コード、旅行に関する英単語などの暗記ものから取り組み、夏ごろから航空運賃や英語などの頭を使う科目の練習問題をこなしていきました。　航空運賃も取り掛かる前は大丈夫か、、、と心配になりましたが実際わかってくると過去問もスムーズに解けるようになってきました。(今年の出題は例年と少し傾向が異なり難しかったです)。　ただ英語はほかの方も苦労されたと思いますがブランクが大きすぎてかなりてこずりました。　問題を解いてもわからない単語がすぐ出てきてストップしてしまうのです。　その都度単語帳に書き写して覚えて行きました。　それでも旅行業務に関連する単語だけですので範囲を絞って対策しました。
　直前に送られてきた模擬試験で合格ラインをクリアし、当日を迎えました。　思ったより人がたくさんいて、果たして自分が合格できるのか、、、と不安になりました。　約款はまずまず。　肝心の海外旅行実務はやっぱり時間がなく、ノータッチだったクルーズが出たり、あれだけ勉強した3コードで知らないのが出てきたりであまり手ごたえなく終了、、、、、　数日後に答えが掲載されましたが怖くて見れず、11月17日を迎えました。
おそるおそるポストを開けてみると何も入っていない。明日か、、、とドアを開けると試験にまったく無関心だった妻が不在票入ってたよと旅行業協会からの不在票をもらいました。　不合格の場合ははがきだったはず、、、とここで合格番号を調べてみると、、、ありました。　約款は76点、海外旅行実務は134点?(急いでて全部答えのチェックが出来なかった)でした。航空運賃、旅行実務でミスが多かったのですが地理でカバーし、英語も8割取ることが出来ました。
　勉強期間約7か月、なかなか時間が取れない中でなんとか1回で合格することが出来ました。　今後は英語の勉強をしてみようかな、、、なんて思っております。

ありがとうございました