5ヶ月も入院!旅行業務取扱管理者の勉強を最後の2ヶ月で追い込み
試験の種類 | 総合 |
性別 | 男性 |
年代 | 50代 |
試験年度 | 2018年(平成30年度) |
エリア | 東京都 |
勉強時間 | 500時間 |
勉強期間 | 1年間(9月/10月〜) |
職業 | 正社員(サラリーマン) |
勉強法 | 過去問,参考書 |
商品 | DVD,テキスト,問題集 |
受験回数 | 初学者(1回目) |
ダブルライセンス | FP,簿記 |
試験科目 | 国内旅行実務,海外旅行実務 |
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
1.受験の動機
サラリーマン生活も30年が目前になり、仕事上で必要な金融関連の資格(FP、簿記など)は取得してきましたが、これらは周囲にも保有者が多く仕事場ではさして特徴的なものではありませんでした。このような中、何か自分に刺激を与えようと思い立ったのと、50歳を過ぎて果たして今の自分がどれだけ勉強に取組めるのかを試したいと思ったことが受験のきっかけです。もともと一人旅が好きで、13年前に「時刻表検定1級」を取得していたこともあり、趣味に通じる資格として、当初は非常に軽い気持ちでチャレンジを決めました。
2.教材の選択について
チャレンジにあたっては、スクールは時間的に厳しく、逆に参考書のみだと情報が乏しいのではと考え、通信教育を前提に何社かパンフレットを取寄せて検討しました。この中で最もパフォーマンスが優れていると感じたことから、Foresightさんに申込を行いました。
3.学習スケジュール(結果)と不意の出来事について
(1)開始(2017/10)
最初に「旅行業法」、「約款Ⅰ・Ⅱ」の教材が送付され、まずは両単元の全体感を掴もうと、テキスト通読⇨DVDの視聴(⇨確認テスト)に取組みました。テキストの通読については単調になりがちなので、休日にファミリーレストランや某大手スーパーのラウンジで2.〜3時間集中してするようにしました(本来の使い方では無いと思います、すみません)。10月中に完了。
(2)中断(2017/11〜2018/8中旬)
このように出だしは順調だったのですが、11月初旬に通院した際、なんと長期の治療が必要な疾患を患っていることが分かり、即入院の事態になってしまいました。勉強に関して言えば、入院当初は開き直っていて、かえって時間ができたぐらいの気持ちでいたのですが、治療が進むにつれ日に日に影響が出始めました。次の教材(「国内観光地理」、「海外観光地理」、「語学」)が到着した時には、家内は一度病院に持ってきてくれたのですが、既に体力、気力とも大きく減退しており、全く手を付けることが出来ない状態でした。
その後、治療が奏功し約5ヶ月の入院生活ののち4月中旬に無事退院、自宅静養となりました。とはいえ、長期の治療により体重は20Kg以上も減少しており、微熱も続くなど十分な回復には程遠い状態で、ほとんど「寝たきり」の生活でした。
(3)再開(2018/8中旬〜10月中旬)
7月後半に入り、受験の申込期限が近づいてきたのですが、この時は「とりあえず申込はしておくか」という感じでした。その後、申込をしたことで気力が奮い立ったのか、8月中旬になると回復の兆しが見られるようになり、体力も徐々に戻ってきたました。そして「残り2ヶ月あれば何とか間に合わせられるかな」という楽観的な気持ちが芽生えてきました。そこで勉強を再開。まず、中断中に積み上がった未読のテキストを改めて整理してみました。すると、「国内観光地理」、「海外観光地理」、「語学」、「運賃・料金」、「国際航空運賃」、「旅行実務」、「出入国法令、手続・事務」の7冊に加え、「旅行業法[改訂版]」も加わっており、そのボリュームに仰天。さらに全く手を付けていない問題集も12冊ありました。不安はかなり募ることとなったのですが、「今は一日寝てるのだから、大学受験時並の勉強時間は確保できるはずと思い直し、当初同様未読のテキストをひたすら通読⇨DVD視聴(確認テスト)を繰り返しました。ただ、そのやり方は寝床で横になりながらテキストを読み、飽きたらTVを観る、眠くなったら寝る、というように、根を詰め過ぎないようとにかく一定のペースを保ち、長続きするように努めました。幸い、残りのテキストは「旅行業法」や「約款Ⅰ・Ⅱ」に比べれば、1冊1冊のボリュームは小さく、内容も自分としては比較的理解しやすいものだったので、残りⅠヶ月となった9月中旬に「旅行業法[改訂版]」も含め全単元のテキストの通読を終わらせることが出来ました。ようやく試験範囲の全体感を掴むに至りました。
次は、細かい部分の習得に進むため、問題集全問に取組みました。ⅠつⅠつ問題ごとにテキストの該当部分を開き、アンダーラインや補記を行い、後述の「見て、書いて」覚えることで知識を整理しながら、ひたすら前に進みました。そして、ついに全ての問題集を終えたのは、試験日の3日前。結局は、試験日の前々日に「模擬試験(国内)」、前日〜当日の朝に「模擬試験(海外)」を行うという、まさにギリギのタイミングでしたが、何とか全ての教材を終わらせることが出来ました(実は恥ずかしながら、その時は「再現問題集」の存在に気付かず、試験が終わってから気が付いたので、これは手を付けていません)。
4.勉強の進め方(自分の場合)のポイント
私の場合は、かなり特殊なケースだとは思うのですが、本試験で一般的にも言えるのかな、というポイントを何点か記しておきたいと思います。
(1)全体感の把握
最初に、テキスト通読⇨DVD視聴(⇨確認テスト)をとにかく進めました。テキストを読む、DVDを視聴するという行為は、時間もかかり、単調なこともあって生産性は低いように感じるのですが、この段階は一旦アタマを通すことが主眼と割り切って取組むことが肝要だと思います。こうやっておくと、脳は次に同じ項目に取り組んだ時に何となく覚えているもので、その時のアタマへの入り方が格段に違ってくると感じています。また、Foresightさんには「確認テスト」という軽めの復習ツールかあるので、私の場合、この単調な取組みに対し、各単元ごとの区切り感と小さな達成感を味わいながら進めることが出来ました。
(2)問題集⇄テキストの往復と「見て・書いて」覚える
テキストの通読⇨DVD視聴(確認テスト)を全単元終了した後は、今度は問題集に取組みました。前述のとおり、ⅠつⅠつ問題を解きながら、テキストの該当部分を開き確認していきます。この時、そういえば似たような内容が他の単元にあったんじゃなかったかな、と脳がサインを送ってきます。ここで、面倒くさがらず、その部分についても他のテキストを手繰って探し出します。簡単な例で言えば、運賃の 「小児」区分は、JRや航空(国内線・国際線)などで異なります。当該問題の解説部分やテキスト「運賃・料金(JR)」の該当部分にアンダーラインを引き、「航空(国内線)は3歳以上、同(国際線)は2歳以上」といった補記をしておきます。私の場合は「違い」をアタマに入れることで、細かい部分が入って来て、効率的に学習が進みました。
(3)「試験勘」の準備
本試験は、問題構成を把握し時間配分を事前に想定しておくことがカギだと思います。正直自分の場合は、模擬試験は(国内)、(総合)とも「国内旅行実務」以外は全て6割未満でした。最後のあがきではないのですが、間違えた部分をもう一度復習したところ、時間的に十分な余裕を持たずに取組み、時間切れで不正解になってしまった問題が数問ありました。問題全体を睨み、時間配分をどうすれば、間違えた問題に取組む時間を増やし、正解することが出来るか、時間計画を練りました。例えば、午後の「国内旅行実務」と「海外旅行実務」の試験では、比較的得意な前者を25分で終わらせ、15分の余裕を持って後者に挑もうとか、その中でも「地理」の選択問題は10分以上時間をかけない(わからない問題は割り切る)とかです。実際の試験では計画より早く進み、時間をかけたかった「海外旅行実務」の「国際航空運賃」と「語学」に多少の余裕を持って取組むことが出来ました。このように「試験勘」を準備することは、試験前日で十分です。むしろ、試験直前(1週間ぐらい)に模擬試験や過去問を解いて練るのがベターでしょう。
(4)その他
(2)の段階で細かい部分もアタマに入れていくのですが、その際、「質問箱」を何回か活用しました。たまたま私の場合は、誤記との回答をいただいたケースもあったのですが、それはそれで疑問が解消してスッキリしました。疑問を残さないことはやはり大事だと思います。
また、ラスト1週間は「単語カード」も活用しました。内容は理解していても「言葉」が出てこないことは少なくないと思うので、仕上げには有効だったと感じています。
5.試験を終えて思うこと
自分の場合は、長期の入院という不意の出来事があり、結果的に実質3ヶ月の勉強で受験することとなりましたが、試験範囲は広く、かつ細かいところまで出題される(今年の問題で言えば、JR北海道の特急料金については繁忙期の上乗せが不適用(廃止)となったことなどで、私もしっかり引っかかりました)ので、特に会社勤めの方などは半年以上の学習スケジュールを組まれるのがベターだと思います。
また、本試験の特徴は、合格基準が4科目全てが6割以上となっていることで、この基準は所謂「捨て科目・捨て単元・捨て問」の戦法がとりにくいため、はっきり言って全体で7割を取るよりも難易度は高いのではないでしょうか。私の場合は「国内旅行実務」が比較的高得点を狙える科目でしたが、それが武器とはなりにくい(同時間に受験する「海外旅行実務」への時間捻出という意味では武器となりましたが)ので、とにかくなるべく早い段階で試験の全体感を掴むことが重要だと思います。特に「旅行業法令」と「約款」の2科目はとっつきにくいところも多く、また「国際航空運賃」の単元は特に複雑なので、これらへの取組みは早いに越したことはないでしょう(私の場合は、前者2科目のテキストの通読が入院前に済んでいたことが、結果的にプラスに働いたと思っています)。
精神論的ではあるのですが、結局のところ、最初に決めた勉強法をまがいなりにも最後まで貫こうと、間際まで粘ったことが勝因かなと今は思っています。
今後、受験を控えている方に少しでも参考になればと思い投稿いたしました。拙文ご許容いただければなお幸甚に存じます。
サラリーマン生活も30年が目前になり、仕事上で必要な金融関連の資格(FP、簿記など)は取得してきましたが、これらは周囲にも保有者が多く仕事場ではさして特徴的なものではありませんでした。このような中、何か自分に刺激を与えようと思い立ったのと、50歳を過ぎて果たして今の自分がどれだけ勉強に取組めるのかを試したいと思ったことが受験のきっかけです。もともと一人旅が好きで、13年前に「時刻表検定1級」を取得していたこともあり、趣味に通じる資格として、当初は非常に軽い気持ちでチャレンジを決めました。
2.教材の選択について
チャレンジにあたっては、スクールは時間的に厳しく、逆に参考書のみだと情報が乏しいのではと考え、通信教育を前提に何社かパンフレットを取寄せて検討しました。この中で最もパフォーマンスが優れていると感じたことから、Foresightさんに申込を行いました。
3.学習スケジュール(結果)と不意の出来事について
(1)開始(2017/10)
最初に「旅行業法」、「約款Ⅰ・Ⅱ」の教材が送付され、まずは両単元の全体感を掴もうと、テキスト通読⇨DVDの視聴(⇨確認テスト)に取組みました。テキストの通読については単調になりがちなので、休日にファミリーレストランや某大手スーパーのラウンジで2.〜3時間集中してするようにしました(本来の使い方では無いと思います、すみません)。10月中に完了。
(2)中断(2017/11〜2018/8中旬)
このように出だしは順調だったのですが、11月初旬に通院した際、なんと長期の治療が必要な疾患を患っていることが分かり、即入院の事態になってしまいました。勉強に関して言えば、入院当初は開き直っていて、かえって時間ができたぐらいの気持ちでいたのですが、治療が進むにつれ日に日に影響が出始めました。次の教材(「国内観光地理」、「海外観光地理」、「語学」)が到着した時には、家内は一度病院に持ってきてくれたのですが、既に体力、気力とも大きく減退しており、全く手を付けることが出来ない状態でした。
その後、治療が奏功し約5ヶ月の入院生活ののち4月中旬に無事退院、自宅静養となりました。とはいえ、長期の治療により体重は20Kg以上も減少しており、微熱も続くなど十分な回復には程遠い状態で、ほとんど「寝たきり」の生活でした。
(3)再開(2018/8中旬〜10月中旬)
7月後半に入り、受験の申込期限が近づいてきたのですが、この時は「とりあえず申込はしておくか」という感じでした。その後、申込をしたことで気力が奮い立ったのか、8月中旬になると回復の兆しが見られるようになり、体力も徐々に戻ってきたました。そして「残り2ヶ月あれば何とか間に合わせられるかな」という楽観的な気持ちが芽生えてきました。そこで勉強を再開。まず、中断中に積み上がった未読のテキストを改めて整理してみました。すると、「国内観光地理」、「海外観光地理」、「語学」、「運賃・料金」、「国際航空運賃」、「旅行実務」、「出入国法令、手続・事務」の7冊に加え、「旅行業法[改訂版]」も加わっており、そのボリュームに仰天。さらに全く手を付けていない問題集も12冊ありました。不安はかなり募ることとなったのですが、「今は一日寝てるのだから、大学受験時並の勉強時間は確保できるはずと思い直し、当初同様未読のテキストをひたすら通読⇨DVD視聴(確認テスト)を繰り返しました。ただ、そのやり方は寝床で横になりながらテキストを読み、飽きたらTVを観る、眠くなったら寝る、というように、根を詰め過ぎないようとにかく一定のペースを保ち、長続きするように努めました。幸い、残りのテキストは「旅行業法」や「約款Ⅰ・Ⅱ」に比べれば、1冊1冊のボリュームは小さく、内容も自分としては比較的理解しやすいものだったので、残りⅠヶ月となった9月中旬に「旅行業法[改訂版]」も含め全単元のテキストの通読を終わらせることが出来ました。ようやく試験範囲の全体感を掴むに至りました。
次は、細かい部分の習得に進むため、問題集全問に取組みました。ⅠつⅠつ問題ごとにテキストの該当部分を開き、アンダーラインや補記を行い、後述の「見て、書いて」覚えることで知識を整理しながら、ひたすら前に進みました。そして、ついに全ての問題集を終えたのは、試験日の3日前。結局は、試験日の前々日に「模擬試験(国内)」、前日〜当日の朝に「模擬試験(海外)」を行うという、まさにギリギのタイミングでしたが、何とか全ての教材を終わらせることが出来ました(実は恥ずかしながら、その時は「再現問題集」の存在に気付かず、試験が終わってから気が付いたので、これは手を付けていません)。
4.勉強の進め方(自分の場合)のポイント
私の場合は、かなり特殊なケースだとは思うのですが、本試験で一般的にも言えるのかな、というポイントを何点か記しておきたいと思います。
(1)全体感の把握
最初に、テキスト通読⇨DVD視聴(⇨確認テスト)をとにかく進めました。テキストを読む、DVDを視聴するという行為は、時間もかかり、単調なこともあって生産性は低いように感じるのですが、この段階は一旦アタマを通すことが主眼と割り切って取組むことが肝要だと思います。こうやっておくと、脳は次に同じ項目に取り組んだ時に何となく覚えているもので、その時のアタマへの入り方が格段に違ってくると感じています。また、Foresightさんには「確認テスト」という軽めの復習ツールかあるので、私の場合、この単調な取組みに対し、各単元ごとの区切り感と小さな達成感を味わいながら進めることが出来ました。
(2)問題集⇄テキストの往復と「見て・書いて」覚える
テキストの通読⇨DVD視聴(確認テスト)を全単元終了した後は、今度は問題集に取組みました。前述のとおり、ⅠつⅠつ問題を解きながら、テキストの該当部分を開き確認していきます。この時、そういえば似たような内容が他の単元にあったんじゃなかったかな、と脳がサインを送ってきます。ここで、面倒くさがらず、その部分についても他のテキストを手繰って探し出します。簡単な例で言えば、運賃の 「小児」区分は、JRや航空(国内線・国際線)などで異なります。当該問題の解説部分やテキスト「運賃・料金(JR)」の該当部分にアンダーラインを引き、「航空(国内線)は3歳以上、同(国際線)は2歳以上」といった補記をしておきます。私の場合は「違い」をアタマに入れることで、細かい部分が入って来て、効率的に学習が進みました。
(3)「試験勘」の準備
本試験は、問題構成を把握し時間配分を事前に想定しておくことがカギだと思います。正直自分の場合は、模擬試験は(国内)、(総合)とも「国内旅行実務」以外は全て6割未満でした。最後のあがきではないのですが、間違えた部分をもう一度復習したところ、時間的に十分な余裕を持たずに取組み、時間切れで不正解になってしまった問題が数問ありました。問題全体を睨み、時間配分をどうすれば、間違えた問題に取組む時間を増やし、正解することが出来るか、時間計画を練りました。例えば、午後の「国内旅行実務」と「海外旅行実務」の試験では、比較的得意な前者を25分で終わらせ、15分の余裕を持って後者に挑もうとか、その中でも「地理」の選択問題は10分以上時間をかけない(わからない問題は割り切る)とかです。実際の試験では計画より早く進み、時間をかけたかった「海外旅行実務」の「国際航空運賃」と「語学」に多少の余裕を持って取組むことが出来ました。このように「試験勘」を準備することは、試験前日で十分です。むしろ、試験直前(1週間ぐらい)に模擬試験や過去問を解いて練るのがベターでしょう。
(4)その他
(2)の段階で細かい部分もアタマに入れていくのですが、その際、「質問箱」を何回か活用しました。たまたま私の場合は、誤記との回答をいただいたケースもあったのですが、それはそれで疑問が解消してスッキリしました。疑問を残さないことはやはり大事だと思います。
また、ラスト1週間は「単語カード」も活用しました。内容は理解していても「言葉」が出てこないことは少なくないと思うので、仕上げには有効だったと感じています。
5.試験を終えて思うこと
自分の場合は、長期の入院という不意の出来事があり、結果的に実質3ヶ月の勉強で受験することとなりましたが、試験範囲は広く、かつ細かいところまで出題される(今年の問題で言えば、JR北海道の特急料金については繁忙期の上乗せが不適用(廃止)となったことなどで、私もしっかり引っかかりました)ので、特に会社勤めの方などは半年以上の学習スケジュールを組まれるのがベターだと思います。
また、本試験の特徴は、合格基準が4科目全てが6割以上となっていることで、この基準は所謂「捨て科目・捨て単元・捨て問」の戦法がとりにくいため、はっきり言って全体で7割を取るよりも難易度は高いのではないでしょうか。私の場合は「国内旅行実務」が比較的高得点を狙える科目でしたが、それが武器とはなりにくい(同時間に受験する「海外旅行実務」への時間捻出という意味では武器となりましたが)ので、とにかくなるべく早い段階で試験の全体感を掴むことが重要だと思います。特に「旅行業法令」と「約款」の2科目はとっつきにくいところも多く、また「国際航空運賃」の単元は特に複雑なので、これらへの取組みは早いに越したことはないでしょう(私の場合は、前者2科目のテキストの通読が入院前に済んでいたことが、結果的にプラスに働いたと思っています)。
精神論的ではあるのですが、結局のところ、最初に決めた勉強法をまがいなりにも最後まで貫こうと、間際まで粘ったことが勝因かなと今は思っています。
今後、受験を控えている方に少しでも参考になればと思い投稿いたしました。拙文ご許容いただければなお幸甚に存じます。
0おめでとう
旅行業務取扱管理者の合格体験記
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