薄目なのに内容を頭に定着させてくれるうれしいテキスト

性別男性
年代50代
試験年度2015年(平成27年度)
エリア兵庫県
勉強時間900時間
勉強期間10ヶ月間(12月〜)
職業正社員(サラリーマン)
勉強法過去問
商品DVD,テキスト
受験回数2回目
ダブルライセンス行政書士
試験科目通関業法,関税法等,通関実務
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
 2015年元旦、1年の計は元旦にありと決断し、通関士を再受験することを決めました。もう15年以上も前に通関士試験を受験したことがありますが、自己採点ではおそらく合格と予想していたのに、結果は残念。その後、仕事の多忙さや転職等で全く通関士の試験勉強ができる状態ではなくなり、いつかリベンジしてやると心の中で思い続けていました。
 再転職し、自分の時間が取れるような環境になったため、業界経験もない50代後半の自分には重荷ながら、取りに行くことを決意しました。
 二度目の受験ですが、過去の知識はおぼろげで古いものです。基礎からやり直しが必要であり、いろいろな通信教育講座がある中で、フォーサイトを選ばせて頂きました。他の受験者はたくさんの難しそうな講座を選択されている方が多いようですが、基本的なところを完璧に習得することが最も大事だと思いますし、それに沿ったテキストやDVD構成となっているフォーサイトを選んで正解であったと思います。
 薄めのテキストで、当初は本当にこれだけでいいのかと心配な感じを持っていましたが、その薄めのテキストでさえ、勉強が進むにつれて、十分に理解できていないことが自覚できるようになり、過去問を解くほどにテキストに戻り再チェックするという繰り返しで、内容をしっかりと定着することが出来ました。薄めのテキスト、多くの過去問や模擬試験、通関実務対策テキストと、バランスの取れた教材が合格へと導いてくれます。また、DVDは通勤途上での勉強に役立ちました。しっかりと神田講師の解説講義を聞いた後、車中でDVDを順番に何度も回しました。さすがに画面は見ながら運転できませんが、音声だけでテキストが目に浮かぶようになり、解説の先読みが出来るまで聴き込みました。
 本試験においては、通関業法、関税法等は何ら心配なく基準点以上は取れたと感じましたが、通関実務においては、輸入申告がさすがに迷いました。過去問にもない複雑な構成で、通貨の選択で点数が大きく変わるという厳しい事態です。根拠条文等は分かりませんが、行政書士や宅建を取った時に学んだ「代理」の意味について考え、代理者の行為は委任した者の行為そのものと判断し、正解を導き出しました。
 発表の正解との自己採点では、通関業法が38/45、関税法等が48/60、通関実務が30/45であり、すべて60%を超えることが出来ました。今回の合格基準は、6割から引き下げられていますが、過去に比べて難易度が高かったということで調整があったのでしょう。
 幸いにも合格して、直接的に通関業に携わることはないと思いますが、輸出入業務に関わる予定もあり、通関委託する側の立場で、専門知識を養うことができ、今後の仕事に役立つと確信しています。フォーサイトにはお世話になりました。有難うございました。
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