限られた時間の中で通関士の過去問や暗記に努力した約6ヶ月

【通関士】 2017年(平成29年度)合格
勉強期間
7ヶ月間(3月〜)
受験回数
初学者(1回目)
職業
正社員(サラリーマン)
年代
50代
性別
男性
通関業務にまったくの素人である私が通関士の勉強をすることになったきっかけは、勤務先企業でAEOを取得することが決まり、所属部門がそのサポートを命ぜられたからです。そこで、私は、友人の勧めもあって、受講料が安く、テキストがハンデイなフォーサイトを選びました

4月から開始した勉強方法ですが、平日は通勤電車のなかでテキストを眺め、またスマホにダウンロードした講義を繰り返し聞いていました。週末は努めて時間を作り机に向かうようにしましたが、フォーサイトからいただいた合格手帳は、学習計画と実績を記録するのにおおいに役立ちました。
カラフルで図表を多用したテキストは読むことが負担になりませんでした。2回通読したのちはひたすら過去問を解きまくり、6月末までには3回転しました。解説でよく判らないところは道場破りで質問しましたが、迅速、かつ丁寧な返答をいただき、おおいに奮起させられました。

7月からは、WEBからダウンロードした過去問に時間を図って取り組んでみました。壮年の私にとっては、試験の制限時間一杯集中力を維持することがとても難しいと思ったからです。加えて、他社の模試に2回ほど参加し、試験会場の緊張した雰囲気に慣れるようにしました。
夏休みは申告書作成問題に絞ってトレーニングしました。正直なところ申告書に限ってはフォーサイトの教材だけでは心もとないと考え、他社の問題集を2冊選んで取り組みました。9月に入ってからは、業務の繁忙やスランプで勉強に身が入らない時期があり、暗記カードを作成したり関税分類表(何類には何が分類されるか)を覚えることに時間を割きました。

総じて、門外漢の私が合格に必要な知識を効率よく吸収できたのは、フォーサイトのテキストおよび講義がコンパクトにまとまっていたことに助けられたからです。もちろん、他社のように網羅的で重厚なテキストであれば、過去問の答の全てが見つかるのでしょうが、読破するだけで疲れてしまい、とても続かなかったと思います。その意味で、フォーサイトの通信講座は初学者に特におすすめと思います。ただ、誤植など訂正が多かったことは残念でした。また前述の通り、申告書問題の演習の量が少ないことは今後の検討ポイントと思います。

フォーサイトが継続的に通信講座の質を高められ、一層多くの合格者を輩出されることを期待しています。

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