2回目の通関士。勉強時間が減ったものの解いた問題を2倍以上に激増!

性別女性
年代30代
試験年度2017年(平成29年度)
エリア鳥取県
勉強時間700時間
勉強期間11ヶ月間(11月〜)
職業正社員(サラリーマン)
受験回数2回目
試験科目通関業法
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
 2回目での合格です。
 1回目より勉強時間は少ないにも関わらず、問題を解いた回数は2倍以上だったのでそれが合格できた要因かなと思います。(1回目 約400時間、2回目 約350時間)
1回目の受験で実務がボロボロだったため、特に申告書作成は輸出入合わせてのべ400回(400問)以上解きました。講師の「10回やって覚えられない人は20回やってください。20回やって覚えられない人は50回やってください。何回やってもそれを咎める人はいません」という趣旨の言葉が印象的で、ほんとうにその通りだと思い、とにかく繰り返し問題を解きました。答えの申告価格を覚えてしまうほどでした。おかげで解く手順と留意しなければいけないパターンを体で覚えることができ、1回目と違って、「出来た」と思える手ごたえがありました。実務以外の通関業法、関税法も何度も繰り返すことによって、同じに見えるような事柄も、明確な違いが突然はっきりと判るようになりました。
 仕事は製造業ですが、業務の一部に貿易関連があり、通関士をとっておいても損はないと思い、受験しました。平日は仕事で、残業もほぼなく土日も休み、環境的には恵まれていたと思います。また周囲には勉強していることを話し、“落ちるわけにはいかない(落ちたら恥ずかしい)”状況を作り、一般的なゲン担ぎもしてみました。
 2回目の勉強を始めたころはモチベーションが上がらず、1回目の不合格の後で、燃え尽き症候群に近いものがありました。どうしてもエンジンがかからない。このままでは受かるものも受からない、こんなことでいいのかと思いながらも勉強が手につきませんでした。ただ勉強しなくてもいいほど世の中は甘くはありません。しっかり資格を取って武器にしなければと奮起しました。
「努力は裏切らない」ことを身をもって体験したことは、これから挑戦しようと思っている他の試験にも役立てそうです。勉強以外にもたくさん学んだこと・感じたことがあり、良い経験でした。本当にありがとうございました。
3おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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