通関士の試験を通信講座で踏み切った理由を書かせてください

性別男性
年代30代
試験年度2017年(平成29年度)
エリア熊本県
勉強時間200時間
勉強期間6ヶ月間(4月〜)
職業学生
勉強法過去問
商品DVD,テキスト,講義動画
受験回数5回目
ダブルライセンス行政書士,簿記
試験科目通関実務
学習スタイル通信講座
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
私が通関士の勉強を始めたきっかけは、当時勤務していた物流会社で輸出製品を取り扱っていたからでした。取り扱っていたと言っても、自社では製品を輸出に適した状態に梱包し、バンニングするまでが業務範囲であり、通関業務は、製品の製造元である顧客の委託先通関業者様が行っていました。
 そのような中、通関業者様の業務を見学する機会があり、NACCSの画面や船積みの作業に使う設備等の説明に加え、業務についての意見交換がなされました。そこで出された意見の中には、自社に関係のあるものも含まれていました。具体的には出荷期限の超過に関するもので、NACCSでの輸出申告時に、検査区分が実地検査扱いに指定された場合、船積みに間に合わない可能性があるとこのことで、我々もスピーディな出荷を目指すべく、業務方法を改善する必要性を痛感する結果となりました。
 このことから、自社の前後の業務範囲について知っておくことには意義があると感じ、日頃から視野を広げておくことが自社の為にもなると考え、通関士試験の受験を決意しました。
 それから10回近く受験した記憶があります。その為前回までの数年間は、市販の過去問集だけを勉強していました。基礎知識は受験を始めた頃に一通り勉強しており、試験前に法改正の知識をインプットしておけば、いつかは合格できるだろうと考えていました。
 しかし、なかなか合格できず、年によっては関税法で足切されることもありました。得点が安定しない原因は、やはり基礎知識が盤石ではないからだろうと不安に思うようになる一方、市販のテキストは分厚く、初めから勉強するのは大変だと感じたのも事実です。市販の教材は通信講座に比べ安価ですが、受験回数もかさむ中、そろそろ合格しなければ時間だけが過ぎ去るという焦りが見え隠れするようになりました。
 そこで、以前から迷っていたフォーサイト様の通関士講座の受講に踏み切ったわけです。なぜフォーサイトを選んだのか。実は、フォーサイト様にお世話になったのは、今回が初めてではなかったからです。以前、行政書士講座と簿記検定講座を受講したことがあるのですが、テキストには試験で必要とされる知識がコンパクトにまとめられており、DVDの講義動画と並行して利用することで記憶に残りやすく、また、過去問や直前対策、法改正情報などの教材がセットになっており、学習に集中できた記憶があります。一発合格ではなかったのですが、おかげさまで行政書士と日商簿記2級3級に合格することができました。これがフォーサイト様の通関士講座の受講に踏み切った理由です。
 受講を開始してからは、過去に勉強した知識があるせいか、テキストを読んでいて試験対策上、重要な部分がよくまとめられていると感じ、基礎知識の再確認、整理に大変役に立ちました。また過去問は、テキストに記載がない部分の知識をインプットするのに必須であるため、全問を解答し終えた後、記憶があいまいな問題や、間違えた問題を集中的に繰り返しました。法改正の情報は、現行の基礎知識との混乱を避けるため、過去問演習を終えた後、試験直前にインプットしました。
 試験当日は一部の問題を除き、ある程度の自信を持って解答することが出来ました。その為か、試験終了後は模範解答の公開が待ち遠しく、数社の解答速報と答え合わせをしてしまうほどでした。その結果、関税法と、通関実務の計算問題の解答が公開元により一部異なるものの、どの解答速報と比べても、全科目7割ほど得点できていた為、ようやく合格できたかなとホッとしました。
 合格発表までは、マークシートの塗り間違い、特に通関実務の計算問題の0をちゃんと塗りつぶしたか不安に感じていましたが、無事に合格していることが判明した時はとてもうれしかったです。その勢いで、記念に初めて官報を買ってしまうほどでした。
 今では、もっと早く受講を決断していたらと感じております。合格できたのはフォーサイト様のおかげです。本当にありがとうございました。
0おめでとう

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