直前期は通関士の過去問で全ての分野を網羅する!
【通関士】
2019年(平成31年度)合格
- 勉強期間
- 9ヶ月間(1月〜)
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 20代
- 性別
- 男性
物流企業に勤める会社員で、残業時間は月に約30~40時間程です。通勤には電車を使用し、乗車時間は片道約1時間強です。
◆勉強時間
平日は早朝約30分~1時間、通勤時間往復2時間はほぼ毎日確保していました。帰宅後には、時間や体調等を踏まえて30分~2時間程度追加で無理せず勉強しました。
休日も朝早くになるべく時間を設けるようにしましたが、直前期に入るまでは休日よりも平日の方が多かったです。インターネット等でよく見かける時間以上は確保しており、コツコツと日々継続するスタイルでした。
◆勉強方法
・初期
DVD講座を確認した後は、テキスト通読、問題演習を繰り返しました。まとまった時間が確保できるときはペンを持って精読・演習をしました。その後は電車内でテキスト→問題集→テキスト…と何回も読み込み、これは試験前日まで続けました。
・中期
数か月置きに問題演習をノートに解き、電車通読による正答率向上を実感することで、モチベーションを維持しました。また模試の約1か月前から通関実務の勉強を開始し、スキマ時間で品目分類の暗記、机に座れば実務の問題を繰り返し解きました。
・直前期
模試では関税法等はボーダーをやや下回る程度、通関実務は目も当てられない結果となったことから、実務の演習に本腰を入れました。配布された問題集全て、解法を一つ一つ確認しながら丁寧に繰り返すことで解き方のコツが身につきました。直前期には過去問という形でまんべんなく触れ続けるよう意識しました。本番二週間程前には、いつ受けても受かる自信がありました。
◆結果
通関業法は6割弱、関税法と通関実務は7割前後。実務は一番自信を持って挑み、結果も伴いました。
◆反省点
後半は実務を重点的に勉強しましたが、まさかの通関業法で足元をすくわれかけました。通関業法と関税法等はほとんどが電車内での通読でしたが、もう少し演習を丁寧に行うべきだったかもしれません。
◆皆様へのアドバイス
日々忙しい中勉強時間を捻出することは、一見大変なことに思えるかもしれません。しかし勉強する時間帯を定めて習慣化することにより、少しずつ義務感は薄れ、意識が変わって行きます。
特に、途中からでもいいので周囲に受験を打ち明け自分を追い込むことが大切だと思います。私の場合でいえば妻や上司に打ち明けることで、さらに家事や仕事を融通してもらうことが出来ました。
業界唯一の国家資格、チャレンジしがいのあるものでした。ぜひ頑張ってください。