フルタイムで育児をしながらも通関士に合格!

性別女性
年代30代
試験年度2019年(令和元年度)
エリア東京都
勉強時間500時間
勉強期間1年間(10月〜)
職業正社員(サラリーマン)
勉強法過去問
商品テキスト,eラーニング
受験回数初学者(1回目)
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
■学習期間

2018年10月に資料を取り寄せ、すぐに受講開始しました。

フルタイムで働きながら2歳の息子の育児もしており、一日にまとまった勉強時間を確保できないため、長期学習を選択しました。途中で第二子妊娠による体調不良、引っ越しなどで4月~6月は全く勉強が手につかず3か月ブランクがありました。

ですので、合計9か月の学習期間となります。



■1日の学習時間

平日は通勤中の電車の中でスマホでテキストを読み、職場では始業前、昼休みなどの隙間時間でチェックリストや過去問を解くようにしていました。隙間時間の学習だけで1時間~1時間半くらいは確保できていたように思います。帰宅後、夜は子どもを寝かしつけてから家事を済ませ1時間くらい集中して勉強しました。

週末は子どもと遊んだり家族の時間がメインになりますので、隙間時間がなく夜1時間勉強する程度でした。

道場破りでは始めに一週間の大まかな生活スケジュールを入力すると、自動で試験までの学習スケジュールを出してくれますが、週末は学習時間を確保できないことを見越して学習スケジュールを立ててもらったので、学習開始後半年間はひたすら道場破りの学習スケジュール通りに学習を進めました。



■試験直前対策

3か月のブランクの後、学習スケジュールを立て直しました。7月の一か月で、それまで半年間勉強してきたことを総復習し(一通りテキストを読み直し、過去問を解く)なんとかブランク前までの状態に戻しました。

8月からは過去問をメインに学習、間違ったところやよくわからないところは道場破りで質問をしたり、インターネット上で実際の法律の文言を見てみたりして知識を深めました。テキストや過去問をなんとなくなぞるだけでなく、こうしたいつもとちょっと違うアプローチをすると、何度も復習しなくとも記憶に定着しやすくなりました。

9月は引き続きフォーサイト教材の過去問集を解きつつ、インターネット上でも公開している過去数年の通関士試験を解いてみたり、苦手分野のあぶり出しを行いました。苦手分野がわかってくるとテキストの当該箇所に目印をつけ、いつでも復習しやすいようにし、隙間時間などで試験の日まで毎日ざっと目を通すようにしていました。試験前2週間はさすがにまとまった時間が欲しくなり、週末は夫に子どもを外に連れ出してもらい2~3時間はまとまった時間を確保し時間を計って過去問を解きました。

ちなみに過去数年の過去問をネット上で見た以外、市販の教材などフォーサイト以外の教材は一切利用しませんでした。



■良かった点・反省点

ブランクもありましたが、初めの半年間フォーサイトの自動学習スケジュール通りに学習を続けられたことがやはり大きかったです。

土日にまとまった時間が取れないという状況も却って良かったのかもしれません。「土日にまとめてすればいいや」という考えが起こらないので、平日の隙間時間学習をせざるを得なくなります。隙間時間学習は慣れれば日課になりますので、時間が経つにつれ勉強しないとというストレスはあまり感じなくなりました。

ブランク中は体もつらいですしこのまま試験までずるずるいきそう...と弱気になっていましたが、半年間モチベーションをキープして毎日勉強したのに(試験までは隙間時間はテキストしか読まないと決め、好きな読書を断っていました)、全部無駄になるのかと思うとあまりに勿体なく、また学習意欲を駆り立てることができました。

試験直前のメルマガだったでしょうか、「受かるか落ちるかではなく、受かるか諦めるか」といった言葉がありましたが、こちらもとても励みになりました。最後まで諦めずにいて良かったです。

反省点としては、個人的なことですが元のコンディションに戻すのに1か月使ってしまったことです。ブランクの後半はつわりもだいぶ軽くなっていて、結局モチベーションの問題が大きかったと思います。一度立ち止まる場合は、なんとなくまたやる気になったら、ではなく、一旦期限を決めてまた動き出せるようにしておくべきだと思います。
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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