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2019/09

写楽

10:00:57 | 学習について

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みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
東商カラーコーディネーター検定は、東商初の企画検定として1995年にスタート
しました。次回の12月の検定が、現在の1級から3級の内容の最後の検定となります。
ご興味のある方は、ぜひ頑張ってチャレンジしてください。

モネやゴッホなど、名画の巨匠が影響受けたという日本の浮世絵。
この浮世絵を、今の時代によみがえらせる工房についての番組で、
写楽の素晴らしさについて伝えてくれました。
90年の歴史を持つ、版画の復刻の工房、アダチ版画研究所では、
写楽の作品の復刻を試みてきたそうです。
写楽の版木は、輪郭線が彫られた主版、色を入れる色版は2枚、6色を版木3枚で仕上げて
います。
同時代に、初代の歌川豊国の活躍がありますが、こちらは、色数10色で、主版1枚のほか、
色版は5枚使われ、写楽の倍の版を用いていたのだそうです。

写楽は、作品の背景を黒雲母という光沢のあるチャコールグレーのような色味で仕上げ、
色数を抑えることで、よりインパクトのある、みずみずしい役者の姿を表現しています。
黒雲母のパールのようなきらめきが、色に与える効果は、色ときらめきとの相乗効果で、
作品の魅力を高めているとのことですが、まさに、たくさんの対比の効果をみることが
できます。
時代は、江戸時代中期。贅沢禁止令が出た、「渋好み」が流行したころ。
およそ10か月の間に役者絵などを残して、姿を消したというミステリアスな背景のほかに、
西洋の人の心をとらえたのはどんな要素だったのか、写楽のすばらしさ、もう少し見つめてみたいと思いました。



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  • ブログ著者:
  • 神宮彩子講師

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