自営業の傍ら行政書士に挑戦!約900時間の勉強で一発合格!
個人事業主として、お客さまのライフプランニング、補助金、助成金等のアドバイスをしている坂本さん。
宅建士である奥様と一緒に仕事をしていく上で、行政書士の資格が強みになることから、今回受験を決意されました。
フォーサイトのテキストが分かりやすい、とお話ししてくださった坂本さんですが、教材の活用方法などを含め、合格に至るまでの様々なエピソードを伺いました。
資格を取ろうと思った理由は何ですか?
知名度のある、しっかりとした資格が武器になると思ったからです。
自営業だと知識はもちろん信用力も求められるのを実務で感じ、誰でも知っているような、しっかりとした資格を持っていることが武器になると思いました。
また宅建士の資格を持つ妻と一緒に仕事をしているのですが、土地関係の申請などを考え、将来的にも相性が良い資格として行政書士が強みになると思い、今回勉強を始めました。
独学・通学ではなく“通信教育”を選んだ理由は何ですか?
行政書士は初学だと800時間と聞いて、仕事しながらの独学はかなり無理があると感じたからです。
1日の勉強時間を考えると、自分でテキストを読んで、要点をまとめて、傾向を対策して…というのは無理だろうと思いました。
通学も別の資格で利用したことがありますが、ロス時間が多く、何度も動画を繰り返し見て落とし込める通信教育のほうがメリットが大きいと思いました。
数ある通信教育の中からフォーサイトを選んでいただいた決め手は何ですか?
社労士の勉強をしていた時にフォーサイトを使っていたからです。
元々フォーサイトの社労士講座を受講していたので、そのまま継続しています。
社労士は合格していませんが、足切り問題以外は2回受けて合格点だったので、フォーサイトなら大丈夫だろうと思いました。
サンプルテキストを取り寄せてみたときに「分かりやすい」と思ったのもあります。
他の資格勉強で使っていたテキストと比べるのがバカバカしいほど、使いやすさが伝わってきました。
フォーサイトのテキストを使ってみた感想は?
サンプルテキストを何社も取り寄せた中で一番見やすくて、良かったと思います。
重要事項が全てカラフルにまとまっているので、ぱっと見た瞬間にどこが大事なのかが分かりやすいですし、頭にも入ってきやすかったと思います。
あとは書き込むスペースが十分多くとられているので、苦手な分野など自分なりにまとめたい部分をまとめられて、すごく使いやすかったです。
過去問のテキストもとても使いやすかったです。
見開きで左が問題・右が解説という構成も良いですし、参照ページはどこなのかが書いてあるので本当に時間短縮になりました。
講師の印象はどうでしたか?
福澤講師は話し方が優しいと言いますか、柔らかいので、何度聞いても飽きませんでした。
最後のほうはヒーリングミュージックみたいな感じで聞いていました。
五十嵐講師の講義も好きでした。eライブスタディでは「あの先生怖いよ」みたいな言われ方をしていて、論点としては難しいところを突いてくることが多いなと思ったのですが、実際に問題を解いているとそれがすごく応用力になったので、五十嵐講師の回は身が引き締まる思いでした。
北川講師は癒やしみたいな感じでした。内容についても、北川先生はしっかりとよくまとめた表を用意してくれたので、印刷してクリアファイルに入れて、過去問を解きながら利用していました。
フォーサイトの教材でオススメの学習コンテンツは何ですか?
eライブスタディです。
通信教育はどうしても一人で黙々と勉強するというイメージがありますが、ほぼ毎週あるeライブスタディは講師と仲間に出会えるので通学しているような感覚があり、自分のモチベーションになっていました。
過去問など、自分ができていると思っていた箇所について問われ方を変えられたり、論点少し変えられると分からなくなってしまうことがあり、自分の詰めの甘さに気づかされたりもしました。
勉強“時間”はトータルで何時間ですか?
900時間~950時間です。
勉強期間としては、1月の中旬から始めたので10か月くらいだと思います。平日は1日2時間、休みの日は8時間勉強しました。
そして週に1日は必ずリフレッシュのため休みを入れる、という感じでした。
朝6時から勉強時間を2時間確保できるように、1日の生活をルーティン化しました。
部屋の壁やトイレには条文やメモを貼り付けておき、暗記カードもトイレなどに置いていました。
車の運転中などは、特に理解が難しい分野や頻出のところを中心に、講義音声を聞いていました。
電車移動時や病院の待ち時間などは、ManaBunを使って確認テストを数問でもいいので解いていました。
試験科目で一番苦労した科目は?
民法です。制限行為能力者、連帯債務、不法行為には手こずりました。
その苦手部分だけノートに書き出して、すぐに思い出せるようにしておきました。
条文自体がキーになるときは、問題を解くたびに10回読み上げて頭に定着させるようにしました。
講義動画の復習、過去問、確認テストなどを繰り返していくと、どのポイントで躓くのか分かるようになってきました。
合格の秘訣は何だと思いますか?
手を広げないことです。
手を広げすぎないことが一番大事だと思います。
勉強していると分からないと思った箇所や難問を追いかけてしまいがちですが、福澤講師もよく言っていたように「しっかり覚えないといけないところは覚える」というのが大事だったと思います。
あとは妻の応援もあります。不安を言うと「大丈夫大丈夫!」と根拠なく言ってくれるのが救いでした。
これから合格を目指す方にメッセージをお願いします。
行政書士の勉強を続けていると、本当に合格できるのか、自分がやっていることが正しいのか、どんどん不安になってくると思います。