サクセスストーリー

行政書士と相性のよい資格!ダブルライセンスなら!

行政書士の開業にあたっては、他の資格を持っていると有利にはたらく場合があります。開業行政書士の約40%は、ダブルライセンサーです。ここでは行政書士と相性のよい「社会保険労務士」「宅建」「税理士」「司法書士」の資格の組み合わせについて紹介します。

行政書士と社会保険労務士との相性は?

継続的な仕事を確保できる組み合わせ。収入が安定するのが魅力です。

社会保険労務士は、雇用保険、健康保険、厚生年金など、社会保険の手続きをするエキスパートです。

開業社会保険労務士は、企業と顧問契約を結んで仕事をします。そして保険料や、毎月の給与の計算なども社会保険労務士の仕事です。社会保険労務士には、このように安定した仕事が見込めるため、行政書士とダブルライセンスで開業すると、収入が安定しやすいのが特長です。

社会保険労務士のなかには、企業の総務部などで働いている方もたくさんいます。独立・勤務のどちらへも道が開けるのも、社会保険労務士ならではの魅力です。

行政書士と宅地建物取引士との相性は?

地域密着の人のネットワークで、営業チャンスが広がる!

どこの街の駅前にも必ずある不動産屋さん。不動産の賃貸や売買のサポートをするスペシャリストにもなれる宅地建物取引士は、地域にとってはなくてはならない存在です。

資格を生かして不動産業に従事し、お部屋探しのお手伝いなどで築いた地域に密着型の人的ネットワークを、そのまま行政書士の仕事にも活かすことができます。

宅建主任の資格を持っていると、実務経験がなくても、不動産会社などへの就職が有利になる点も見逃せませんね。

行政書士と税理士との相性は?

税金の相談にものれる、多彩なコンサルタントとして活躍できます!

税理士は税金についての作業全般を手がけるエキスパートです。

国家資格には、その資格を取得している人にしかできない「独占業務」があります。税理士の場合は、「税務代理業務」、「税務相談」、「税務書類の作成」の3つです。
税理士も企業と顧問契約を結び仕事をしています。そのため行政書士とのダブルライセンスがあると、税理士の仕事をベースに安定性を確保したうえで、さらにビジネスチャンスを大きく広げることができます。

行政書士と司法書士との相性は?

最高クラスの法律家として活躍できるダブルライセンス!

どちらも法律に関する「書士業」であるため、この2つの資格を比較される人は大勢います。

どちらも書類を作成する仕事ですが、司法書士は、裁判所や検察庁などへの提出書類を作成(裁判業務)します。また、不動産や商業登記など登記の業務や、自己破産、民事再生など債務整理も司法書士の仕事です。

このダブルライセンスを取得して開業すると、法律家として最高クラスの仕事ができます。但し、司法書士は行政書士と比べると試験が格段に難しいのも事実。このダブルライセンスを目指す方は、長い年月を試験勉強に充てる覚悟も必要です。