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2017/01

いろみえで

18:19:21 | 学習について

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
日常生活での色が与える影響を意識して感じてみましょう。
色彩心理を「覚える」ことなく身につくことと思います。

古今和歌集の小野小町の歌に
「いろみえで うつろふものは よのなかの ひとのこころの はなにぞありける」
というものがあります。
これは、花が枯れていく様子は、色の移り変わりで目に見えるのに、人の心に咲く恋の花は、気づかないうちに移ろっていくものだ、といったような意味の歌。
絶世の美女と言われた小野小町ですが、あまり幸せな気持ちをうたった歌は残っていないようですね。
この歌は恋の歌ですが、花の色の移り変わりなら見えるのに…というフレーズは、心に錦を、という思いと重なり、心に咲いた花は人の顔色になって目に見える、という解釈をしておきたい、と感じます。
豊かな人生は、きっと人の表情を鮮やかに彩ると信じています。