2018 / 06
みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
検定試験が終わられた方、お疲れさまでした。
これからも、楽しみながら、色を学び続けてくださいね。
先日から通いだした紅茶のサロンで、紅茶の飲み比べをしました。
品種も産地も異なるさまざまな紅茶を、
9種類、ワインのように、少しずつすすって口に含み、広がる香りと共に味わうものです。
茶葉の様子、いれた紅茶の水色(すいしょく)、茶殻の色と香り、
そしてその味わいを比べ、最後にミルクを加えてミルクティーのお味を比べていきます。
香りに関しては、人が判別できる香りのリミットは数種類までといわれているように、
だんだんわからなくなってくるのですが、色は一目瞭然。
水色はもちろん、茶殻の色も、オレンジがかったもの、
黄緑がかったもの、いわゆる色鉛筆のような茶色いもの。
そして、当然、ミルクティー色、などという表現は何だったのかと思うような、
ミルクを入れた後も色味が全く違います。
中でも、Nilgiri(ニルギリ)という南インドのお茶が癖がなくおいしく感じましたが、
このニルギリという名前は現地の言葉で、コーヒーでは聞き覚えのある、
「ブルーマウンテン」という意味を持つとのことでした。
これからも、色と共に、紅茶を楽しんでいきたいと思います。

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
これから検定試験を受けられる方、決して後悔のないよう、がんばってくださいね。
あと少しです!
かつては、電車の色は、山手線なら黄緑一色、中央線ならオレンジ一色、でしたが、
このところ、新型車両はほとんど、銀色に色の帯だけになってきました。
かつて車体を塗装していた理由の一つが、錆を防ぐためだったのだそうですが、
この全体の塗装は、下地を塗り、色を塗って乾かし、ラインなどを入れるのには
マスキングをして色を塗ってまた乾かし、時間と手間が非常に多くかかっていたとのこと。
この塗装の工程を省略できるようになったのは、車両の材質が、
さびやすい鉄から、ステンレスやアルミなど、さびに強い素材に替わってきたからのようです。
さらに鉄より軽いことから、エネルギーも軽減でき、経済性を重視した結果なのだとか。
ただ、銀に色帯だけでは、どの電車も特徴がなく、あえて経済性を無視した鉄道もあるようで、
関西の阪急鉄道などは、シンボルともいえるマルーンカラーをイメージカラーとして大切にしていたり、
京王線も、素材の使い分けをしてアイボリー地に2色のラインのデザインを施したりしたりしています。
以前お伝えした東京メトロ銀座線の鮮やかな黄色い色は、カラーフィルムで実現したものだとか。
みなさんの乗られる電車は、何色でしょうか。

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
検定試験まであと少し。最後まで気を抜かず、諦めず、頑張ってください。
このところ、強めの色がファッションに多く見られますね。
PCCSでいうところの、ヴィヴィッドからストロングトーンの、
彩度の高いグリーンやピンク、赤と、グレーや白などベーシックカラーとを組み合わせて、
印象的なスタイルが見られます。
特によく見かけるようになったのが、いわゆるからし色のスカート。
これに、黒のトップスやボーダーを合わせるスタイルは、平均して一日に3人は見かけるように思います。
ファッションの都、パリでは、幼いころには紺やグレー、年を重ねてシルバーヘアの女性が、
鮮やかな色を着るのが一般的のようですが、今の日本のオトナ世代、どうこの流行を取り入れていいのか悩むところです。
パリの女性は年配になってきれいな色を着ますが、日本では落ち着いた色を着るほうがいいのでは、という風潮もあります。
鮮やかな色の流れを取り入れるか否か、皆様にご意見を求めてみたいところです。

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
いよいよ今月は、色彩検定、カラーコーディネーター検定どちらも試験実施がありますね。
健康には気を付けて、準備、頑張ってください。
検定試験の指導をしている立場としては、「頭の良くなる食べ物」と聞いたら、興味津々。
脳の栄養は糖分(ブドウ糖)、ということは、よく知られていると思います。
頭を使うと甘いものが食べたくなるという経験をお持ちの方も多いのでは?
毎回高視聴率を取り続けたドラマ、「私、失敗しないので」の先生も、
手術の後にはぎょっとするくらい、アイスコーヒーなどに入れるシロップだけをいくつもコップに移して飲んでいました。
エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸も、脳細胞のために欠かせない栄養素として知られているようですね。
でも、ある脳科学者の方によれば、「頭の良くなる食べ物」があるのではなく、
「脳の働きに刺激を与えるもの」を食べることが重要なのだそうです。
それは、さくさくっ、ふわふわっ、という食感、甘い、辛いといった味、そして、色にバリエーションを付けることなのだとか。
以前も、お弁当の色についてとりあげましたが、見た目の色も、脳への刺激になると聞いて、ますます色の世界が楽しくなりました。
みなさんも、脳に刺激いっぱいの食べ物を選んで、食べてみてくださいね。
ただし、脳の栄養源となるブドウ糖は、摂りすぎると眠くなることもあるようなので、ほどほどに。
