薄いのにマンション管理士(管理業務主任者)に受かるテキストと過去問の話
【マン管・マンション管理士】
2015年(平成27年度)合格
- 勉強期間
- 7ヶ月間(4月/5月〜)
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 40代
- 性別
- 男性
問題を解きながら勉強を進めるうち、徐々にマンション管理士の試験範囲の広さが分かるにつれ、本当にこの内容で大丈夫?とも思いましたが、ひたすらスケジュールをこなしました。
勉強時間は平日は早朝に1時間、夜帰宅してから1時間の計2時間、土日は一日3時間半で週合計で17時間を最低ラインとして自分に課しました。5月末の勉強開始からの記録した述べ勉強時間は400時間を超え、試験前の大きな自信になりました。テキストは合計10回は反復しましたと思います。
気づいたのは、テキストで知識を詰め込んでも、問題を解く訓練をしないとアウトプットの精度が上がらないということ。タンスにたくさんの荷物を詰め込んでも、引き出しが整理されていないと使えない、という状態でした。この点、テキストと過去問を行き来するForesightの勉強方法がとても有効だったのでしょう。会社で定期的に取り組んでいた過去問テストの結果が、9月頃から急に上がり始めました。また、ラスト1ヶ月は市販の直前予想模試を解いて、さらにアウトプットを研ぎ澄ませました。
結果、マン管も管業もともに42点という、高得点で合格することができました。
オリジナルの勉強法でやって良かった方法をご紹介します。追い込み時期の模試期間になってもやっぱり出てくる、自分の理解の甘い部分やや未知の知識。これを市販の「情報カード」(5センチ×10センチくらいの単語カードみたいなもの)にどんどん書き出すこと。100枚くらいになったそれを持ち歩いて移動中などに眺めていました。
テキストや過去問を繰り返すうち、何度も間違える苦手分野のカードは自然と増えてくるので、まとめておき集中復習します。ノートは勉強したことを時系列で書き込むので、どこに書いたのか分からなくなったりして、振り返りに不便なときがあります。それに比べて情報カードだと、例えば複数分野にまたがる瑕疵担保のカードを集めて比較しつつ覚えたり、あるときは数字の暗記系カードをまとめて取り組んだり、テーマを持った振り返りができるのでオススメです。
でもやっぱり一番効果があったのは、山田先生のおっしゃる「難易度の高い問題はあっさりあきらめ、取るべきポイントを確実に取る勉強法」でした。最初に書いたように、範囲が広いマンション管理士の対策において、初期の頃この方針に少し不安を抱きました。しかし、山田先生を信じて基本を繰り返していくうち、後半になると多少難易度の高い問題にも応用して推測がつくようになっている自分に気づき不安は消えていきました。foresight の通信講座に出会わなければ、マンション管理士という広大な海に一人で漕ぎ出して、遭難していたに違いありません。本当に感謝です。
来年身の回りで受験する同僚がいたら、間違いなくforesight を勧めようと思います。「だまされたと思って、とにかくやってみて」と。