管理業務主任者が時間との闘いだった。朝3時に起きて勉強したほど

【マン管・管理業務主任者】 2016年(平成28年度)合格
勉強期間
1年間(11月/12月〜)
受験回数
2回目
職業
正社員(サラリーマン)
年代
30代
性別
男性
フルタイムでの仕事、子育ての2足のわらじ、スキマ時間を活用することで必ず合格できる。
キーワード:追い込み期間の踏ん張り。
宅建士、AFP・2級ファイナンシャルプランニング技能士、不動産コンサルティングマスターの資格を保有済。自分に取っては取組み易いと思ったが管理業務主任者の試験は、範囲の広さ、建築知識、区分所有法、標準管理規約とのリンク、管理適正法の読込み、標準管理委託契約書の理解等、市販のテキストを読み込んでも、独学では難しいと判断、ネットで検索したフォーサイトのサンプル教材を取り寄せ、フルカラーのテキストは見易く、継続勉強できると確信。即申し込み。2月頃から準備、DVDは小さい子供がいる為、活用するのは難しいと判断、通勤時間にダウンロードしたCDを聞いて進めていった。

ところが仕事の繁忙時期に差し掛かり3月~6月まではほとんど進捗させられなかった。
また7、8月は土日の子供の遊び、習い事に1日中、付き合い、勉強時間の確保が出来ず、あせりを感じ始めた。9月に入っても仕事の繁忙は変わらず、立て直し策として、早朝勉強にすることとした。受験申込を完了させ10月に入り、朝3時に起床、子供を起こす6時までの時間を集中活用。問題演習を中心に過去問を繰り返した。フォーサイトの指摘通り、一肢ずつ正誤を判断、その回転を3度ほど繰り返した。繰り返した箇所は△、☓とチエックした問題を中心に行った。改正もあり、定着させた知識を頭の中で、整理できず苦しんだ。そこで並行して市販の1問1答問題集も購入、通勤のスキマ時間を利用、知識の確認につとめた。1か月前にはフォーサイトの模試を受験、感触は良かったが、自己採点を行うと合格点には足りず少なからず力不測にショックを受けた。試験会場では不測の事態が想定でき、点数の積み上げが必要不可欠と判断。過去問の正答率は上がっているものの、論点は同じはずの見知らぬ問題に対応できていない明らかな実力不足対策の為、時間はないが、市販の予想問題集を1週間前に2冊購入、2回転させた。直前の択一対策問題集も時間の取れる限り解いていった。本来であればテキストに戻り、復習、知識の確認を行いたかったが、時間不足、問題を解くことに優先順位をつけ、割り切った。直前期の追い込みでは、通勤時間での合格カード(覚えにくい事項については自作し追加)を繰り返し、トイレの中でも択一対策の一問一答を繰り返した。

結果、合格点数を数点上回った。もう少し余裕をもって合格したかったが、結果良しとした。また1点の重要性もひしひしと感じた。試験会場では2時間戦った(時間に余裕がなかった)ので、全く後悔はしなかった。受験後は自己採点をして、その後は仕事に没頭する日常の生活パターンに戻った。

実質2か月間(睡眠時間4時間)の詰め込みとなったが、中身の濃い時間を勉強に充てた。逆算して効率よく進めること、あきらめないことを意識した。意識付けの一貫として戦略立案編で推奨されていた時間を手帳に記録、累積時間を積上げて行き、精神的に追い込んだ。
時間がない中では、試験中も含め(合格必勝編の心構えを素直に受け止めた)あきらめない気持ちを前面に出し、軌道修正も辞さない、勉強にあてた累計の時間より、集中力を持って、ポイントを何とか掴めたことが合格の要因だと思った。
テキスト、分かり易い解説付き・テキストに復習しやすい親切な問題集、持ち運びができる合格カード、直前の択一対策問題集、さらに通学と異なり何度も繰り返し自分の充てられる時間で何度も聞ける講義まで付いている。費用対効果は抜群だと思った。他の資格でも、是非、開講して欲しい。勉強するのが苦にならない綺麗なテキストで勉強したいと思った。次は5点免除を活用、フォーサイトでマンション管理士に挑む。

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