受験生サポートブログ

資格は能力とキャリアの客観的な証明書

資格はあなたの能力の客観的な証明書になります

 あなたは「資格」を持っていますか?
 その「資格」は何のために取ったものですか?

 たいていの人は、自分では気づかないまま、さまざまな「資格」を持っています。
 もっとも多くの人が持っている「資格」は普通自動車運転免許でしょう。
しかし、それ以外にも、あなたはいろいろな資格を持っているはずだと言われれば、驚くでしょうか。

 たとえば、「大学卒業」というのは、立派な「資格」の一つです。
日本語について権威のある辞典『広辞苑』(岩波書店)によれば、「資格」とは「身分や地位。立場。また、そのために必要とされる条件。」だからです。
 ですから「高校卒業」や「中学卒業」も、もちろん「資格」の一つになります。それらは、あなたが一定の能力やスキルを持っている(学力を身につけている)ことの証明になるからです。
 といっても、通常、履歴書の「資格・免許」の欄に、わざわざ「大学卒業」とか「高校卒業」とは書きません。それはすでに「学歴・職歴」の欄に書かれているので、書く必要がないからです。

 そのほか「空手3級」とか「書道1級」とか「将棋初段」とか「妖怪検定初級」とか「うどん検定1級」なども資格になります。このように、「資格」とは、その人の能力やスキルを証明する客観的な基準になります。
ちなみに、卓球で高校総体に出場とか、柔道で県大会優勝とかは、厳密に言えば資格ではありませんが、一定の能力やスキルの証明になりますから「資格」に準ずるようなものとして、アピールしてもよいかなと個人的には思います。

 このように考えたときに「資格」とは決して特別なものではないことがわかります。

 一方で「資格」のなかには、なかなか取得できない特別なものもあります。それらのいわゆる「難関資格」は、持っている人の数が限られているために、エリート(選ばれた人)の証明になるのです。
 たとえば、2015年現在、司法試験の合格者数は毎年約2000人しかいません。行政書士の合格者数は、年によってばらつきがありますが、毎年4000~6000人です。社会保険労務士試験の合格者数は、毎年3000~5000人です。これは、毎年約55万人生まれている「大学卒業」資格取得者と比べれば、圧倒的に少ない数字です。

 かつては「大卒」の肩書きはエリートを保証するものでした。なにしろ1950年には、大学卒業者は1858人しかいませんでした。1955年になっても、大学進学率は7.9%であり、大学卒業者数も10万人以下だったのです。
 ところが、毎年約55万人が大学卒業者となる現在、ただ大学を卒業しただけでは、並の人でしかありません。自らの価値を証明して、仕事やお金を獲得したいと思う人が、毎年数千人しか合格できない資格試験への挑戦を考えるのは当然なのかもしれません。
 取得することが難しい「資格」は、あなたの能力やスキルを客観的に証明するものになります。

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