旅行業務取扱管理者の勉強初挑戦の50歳が合格するまで

試験の種類国内
性別女性
年代40代
試験年度2015年(平成27年度)
エリア東京都
勉強時間200時間
勉強期間3ヶ月間(6月/7月〜)
商品DVD,テキスト,問題集
受験回数初学者(1回目)
学習スタイル通信講座,独学,通学
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
 50歳の自分を試すためにつかんだ合格
あと2週間で50歳になる。終電まで残業が続く日々だが、何か張り合いがない…。これで定年退職までやっていくのか?いやいや、まだこれから何かやれるはず…。
 そんなとき、以前より興味のあった国内旅行業務取扱者資格のことをふと思い出した。若いときから、ずっとやってみたいと思っていた夢の実現に近づくためには必要な資格である。試験まで2か月あまり。無類の旅好きではあるが、旅行業について勉強したことは今までになかった。独学で丁寧に勉強したのでは間に合うはずがない。そもそも、2か月間くらいの勉強期間で大丈夫なのか?
 ネットで調べると、2~3か月間という短期間でも効率よく勉強すれば合格の可能性はあるらしいことがわかった。通学している時間はない。通信講座で短期間で、しかも、自分のペースで受講が可能なもの、そして、できれば質問には答えてくれるなど講師の顔が見えるものという都合のよい講座はないか探した。あった!ちょうど、求めていたものだ。それが、フォーサイトだった。すぐに申し込んだ。迷っている時間はなかった。
 到着したその日に、まず、WEBサイトで試験当日までの勉強計画を立てた。試験の内容を把握するともに、当日までに学習すべき内容とスケジュールを具体的につかむことができた。この教材を信じて、計画通りにやれば、合格するような予感がした。
 教材は、試験に合格することに特化され、厳選されていた。テキストを片手に、DVDで授業を受けると、旅行業界の専門的知識のない私でも試験の傾向をつかむことができた。 
モチベーションを持ち続けるための工夫として、自信をもって学習を進めるためにも、DVDで学んだ後、すぐに問題集を解き、「できる、大丈夫」の気持ちを高めていく方法を実行した。そして、2~3日後に、再度、問題集を解いた。チェックをつけると、何回も解けたという自信につながり、チェックの数により得意・不得意を把握することができた。日々、「これはわかる」を積み重ねたので、達成感もあり楽しく進めることができた。
 「合格のためには、一定の勉強量が必須」という講師の言葉を素直に聞き、とにかく、合格点を取るための勉強時間を確保するようにした。とは言っても、残業の多い仕事を抱えてのこと。ある程度のまとまった時間は休日のみである。そのため、毎日、朝の1時間、通勤時間の電車の中や待ち時間の往復約40分間、昼休みの40分間、帰宅途中のファミリーレストランでの食事をしながらの1時間、これを確保するよう努力した。当然、飲み会などもあるので、確実に時間を確保できたわけではないが、たとえ30分でも勉強するようにした。
 旅行業法と約款は気分よく進んだが、旅行実務の運賃・特急料金計算で躓いた。旅行業法や約款とは質が異なり、理屈ではなく、覚えることも多かったし、複雑だった。正直言うと、今どき、コンピューターで計算されるから、本当に旅行業務取扱いに必要な実務内容なのか疑問に思ってしまった。そのため途中で何度もやる気が失せた。しかし、地理的な問題は得意だったが、全分野を網羅して得点できないと合格点に達しないのでやるしかない。なかなか進まないながらも、旅行業法と約款の問題を繰り返して「できる」という気持ちをキープしながら苦手分野に少しずつ取組み続けた。
 料金計算は、最後まで満足する得点に達しないまま当日を迎えた。試験前に届いていた今年度の傾向対策の教材を試験当日に、再度解いた。この分野には全く自信がなかったが、これ以上はやれないと思った。「やめて来年しっかり勉強して受け直そうかな?」という思いが何度も頭をよぎった。
 しかし、「受けに行かなければ受からない。受けに行くことがまずは合格への第一歩である」というアドバイスを思い出し、受からなくても死ぬわけではないし力試しだ!と気持ちを切り替え、あきらめずに試験会場に向かった。  
大勢が受験しており、終了時刻前に退室する人も多かったので、少し焦った。わからない問題に引きずられないようになどのアドバイスを思い出し、「人は人、私は私」と、落ち着きを取り戻し、最後まで見直した。
自己採点では、ギリギリであったので、合格発表日まで不安だった。「合格」…年齢に関係なく、うれしいものである。
 フォーサイトの教材と、合格へのアドバイスのおかげで合格できたと、私は断言できる。試験合格のための勉強は、この短期間の独学では絶対に無理だったと思う。あのとき、思い立って、すぐに申込み、すぐに勉強を始めたことが合格に結びついたと確信する。思い立ったら吉日。
実際の仕事のための勉強は実務を通して身につければよい。試験に合格するためであると割り切って勉強するなら、この講座で必要かつ十分である。私が証人であ3り、その実例である。感謝申し上げたい。
0おめでとう

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