旅行業務取扱管理者の勉強で最初に理解すべき大事な心構え!

試験の種類国内
性別男性
年代40代
試験年度2017年(平成29年度)
エリア愛知県
勉強時間500時間
勉強期間7ヶ月間(2月/3月〜)
職業派遣社員
勉強法過去問
商品DVD,テキスト
受験回数初学者(1回目)
学習スタイル独学
勤めている会社では旅行業務取扱管理者資格を取得することを推奨されており、私は業務知識を増やすために資格取得を目指しました。
難易度はそれほど高くはないと聞いていたのですが、仕事等の影響で充分な勉強時間を確保できないかもしれない、といった不合格要因を排除するために、まずはどのような方法で学習するかというところから始めました。
専門学校、通信教育、独学など、それぞれ一長一短はありますが、「あまり1日の勉強時間は取れない」「急な残業が発生することもある」という自分の生活スケジュールから、専門学校で決められた時間割で勉強することや独学で的外れで不必要な勉強をしてしまうことを恐れたため、私は自分で学習時間を選ぶことができ、かつDVDの講師の授業でポイントを絞ったインプットをすることもできる、通信教育を選択しました。その中でも、テキストの分量が少ないことに多少の不安を感じながらも、あれこれ手を出すより3科目ともギリギリ60点以上を取れればいいという割り切りをして、フォーサイトを選びました。
フォーサイトでは『戦略立案編』というテキストがあり、これは非常に役に立ちました。「受かるタイプ」というページがあるのですが、そこを読み込むことで、合格するタイプの人のイメージを持つことができ、それに自分を近づけさせようとしました。
仕事が忙しくても合格できる人はどんな生活をしているのだろうとイメージすると、普段の私とは違い早起きして、会社そばのファーストフード店で30分勉強してから出社するだろうなとか、「このテキストを月末までに終わらせる」といった期限目標を必死で守るとか、合格する人のタイプを想定して、実際に自分をそうさせていきました。
方向性が定まったらあとは、コツコツ勉強です。そこに近道はないので、はじめに立てた戦略通りに自分を実行させるだけです。はじめの戦略立案に自信を持てるところまで検討した分だけ、それに殉ずることができると思います。あまり不安を感じず、勉強を続けることができたのはこれが要因ではないかと今になって思います。

ただ勉強していく中で、常に気にかかっていた一番の不安は、インプットした内容を本番の限られた試験時間内でちゃんとアウトプットできるか、ということでした。
しかしその不安は、勉強を始めた段階から過去問を何度も解いていくことで自然に解消していきました。はじめのうちは問題文の意味をつかむのにも一苦労でしたが、何年分もの過去問を繰り返し解いていくことにより、その単元ごとで問われるポイントになじみが出てきて、最終的には問題文をナナメ読みしても大まかに正誤の判別がつくようになっていきました。
本番の試験の際もいつものなじみのある問題がほとんどでしたので、楽しくスピーディーに解くことができました。そこまで自分を鍛えていくと、問題を解くという行為は本当に楽しくなります。

私の合格の要因は、はじめの戦略立案にこだわったため最後まで自分を信じて勉強を続けることができたことと、インプット‐アウトプットのトレーニングを繰り返したこと、の2点であると思います。
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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