旅行業務取扱管理者試験を国内・総合と連続でとった2児のママです

【旅行業務取扱管理者・総合】 2017年(平成29年度)合格
勉強期間
9ヶ月間(12月/1月〜)
受験回数
初学者(1回目)
職業
無職
年代
30代
性別
女性
2017年に通訳案内士試験に合格しました。当時は第二子妊娠中で通訳案内士研修に参加できないため、旅程管理の資格を取ろうと調べていたところ、勘違いしてフォーサイトの総合旅行業務取扱管理者講座に申し込みました。テキストが届き勉強をする中で、予定していた資格と違うのにやっと気付きましたが、せっかく高額な費用を払ったので合格を目指そうと気持ちを切り替えました。

「道場破り」というフォーサイト提供の学習進捗管理Webサイトを利用して、大まかなスケジュールを立てました。最初はDVDを利用していましたが、上の息子に視聴を邪魔されるので、空き時間にスマートフォンやタブレットで「道場破り」の中の動画を視聴しました。「道場破り」上にある倍速再生ファイルが復習の時間短縮に役立ちました。

消せるボールペンを使い、動画を見ながらテキストに書き込みをして、視聴が終わったら問題集に取り組みました。問題を解きながら内容を覚える方が早い、とのアドバイスがあったので、特に苦手な教科は何度も問題集を解きました。

産後はモチベーションもガクッと下がり、正直受験自体を迷いました。しかし「道場破り」は使用期限が今年の受験日前日までです。また再受験の場合は、総合の試験と子供の運動会の日程が被る可能性がありチャンスは今年しかないぞ、と気を引き締め直し、9月の「国内」と10月の「総合」の受験申し込みをしました。

直前のアドバイスで「苦手分野に時間を取られすぎると得意分野の点数が下がる場合がある」とあったので、比較的点数の取れる旅行業法や約款についても復習しつつ、苦手な運賃計算や忘れやすい地理を勉強しました。試験終了後、自己採点で国内は合格圏内とわかり、10月の総合に向けて海外旅行実務を中心に勉強しました。

基本的には、提供されるテキストや問題集、模試に取り組めば十分受験の準備はできると思います。私は特に海外地理が苦手で、文字中心の地理テキストは頭に入りにくかったので、『旅に出たくなる地図、世界』を途中で購入しました。また通訳案内士試験のために購入した『旅に出たくなる地図、日本』やテレビ番組で国内地理を勉強しました。大河ドラマは視聴していませんでしたが、見ていれば解答できる問題もあったと思います。

今年は総合の出題方法やマークシートの様子も模試や過去問と違っていて、試験中は終始緊張しました。解答用紙を見直す時間が確保できず、試験後の自己採点では合格圏内だったものの、万一大幅にマークミスがあった場合アウトだと、合格発表があるまで安心できませんでした。どうしても解けない問題は見切って解答した上で、じっくり見直すことができればいいのではと思いました。

今まで資格試験は自己流で準備してきたため、無駄も多かったと思います。そのため、勉強計画や方法、当日の心構えなどメールマガジンや、テキストなどの情報がとても役に立ちました。特に昼食の場所を事前に決めておく、直前に何を復習するか、勉強しながら見当を付けていく、というのは考えたことがなく、とても勉強になりました。ありがとうございました。

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