
テキストだけで合格できる旅行業務取扱管理者の通信講座
【旅行業務取扱管理者・国内】
2018年(平成30年度)合格
- 勉強期間
- 6ヶ月間(3月/4月〜)
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 公務員
- 年代
- 50代
- 性別
- 男性
昔から旅行や交通機関が好きで、25歳頃に「国内?旅行業務取扱主任者」試験に挑戦しようと試みましたが、当時は過去問題集位しか参考になる書物が無く、時間をかけても受かる自信や見込みもなく、子育てや仕事が忙しくなり、しばらく遠ざかっていました。
あれから30年以上が過ぎ、ふとしたことから「フォーサイト」の存在を知り、これならどうにかなるかなと思い挑戦することにしました。
最後は追い込みになりましたが、自己採点では、旅行業法88点、約款92点、国内旅行実務92点の合計272点となり、57歳にして見事合格することができました。
■インターネットで検索、「フォーサイト」の存在を知りました。
60歳の定年退職まで残り4年を切り、色々な資格もあった方が少しは役に立つかな、と考えつつ、船舶免許など、そろそろ取得しとこうかな、と何気なく、インターネット検索を始めました。国内旅行業務取扱管理者試験対策には、通信教育があることは知っていたのですが、公務員である私は給付制度を受けられることもなく、費用が高い、というイメージしかありませんでした。そんな時、フォーサイトの存在を知り、さらにキャンペーンに引かれてしまい、この金額なら無駄になっても惜しくはないな、という軽い気持ちで申し込みました。
■テキストが充実、テキストだけで合格可能!
「フォーサイト」の売りである、フルカラーのテキストで要点が絞り込まれたテキストの薄さは、仕事をしながら空き時間に挑戦しようという私にとって、理想的なものでした。
インターネットのクチコミでは、テキストの薄さが懸念されていますが、平成30年度の本試験で、テキストだけでは正答が導けなかったのは、「旅行業法の問題番号(25)」の1問のみで、旅行業法と約款はテキストと過去問を解けば、残りの問題は全て解けたと思っています。
国内旅行実務は、JRの運賃、料金は自分の得意分野ではありましたが、多くの方が苦手としているJRの運賃、料金は独学では解けるものではなく、過去問が解けるように丁寧な構成となっており、これをきちんと理解すれば、正答できると思います。
また、フェリーやバスの運賃、料金は普段なかなか触れることのない分野なので、テキストのお陰で正答することができました。
ただし、国内観光地理だけは、過去問を調べてみても出題範囲が膨大で、ニッチな問題が多く不安があったて、書店で売っている観光地理の書籍を1冊だけ購入して併用しました。
時間的な余裕がなく、残念ながらDVDを充分活用することはできませんでしたが、テキストだけで合格できたと思っています。また、観光地理も満点ではなく60点以上の合格点を目指すなら、フォーサイトのテキストだけで十分だと思います。さらに、異動中では、e-ラーニング「道場破り」が効果的で、特に観光地理は、就寝前のわずかな時間でもスマートフォンで問題を解くことができ、大変効果があったと考えています。
■最後は受かるという気持ちが大事
50台後半では記憶するということが非常に困難になり(笑い)、これを克服するのは繰り返し問題を解き、覚えるしか、ないということをつくづく悟りました。
スロースタートだったため、7月上旬の段階では、テキストを一通りチェックしただけで、内容は覚えていないに等しい状態でした。その頃から、旅行業法と約款の問題集を解き始めたのですが、全く歯が立たず、ここからが覚えるのが辛い1か月半になりました。
最後の20日間は間に合わないという焦りがあり、平日が3~4時間、休日は8時間程度、すべて覚える時間に費やしました。途中、何度もめげそうになりましたが、最後は受かるという気持ちが勝ったと思います。
今から考えると、問題集を6月中に一通り説いておけば、十分余裕があったなと、少し後悔もしています。