毎日5時間はFPを勉強したけどあまり苦しくなかったです

試験の種類2級
性別女性
年代30代
試験年度2級試験2016年(28年度)5月
エリア福井県
勉強時間500時間
勉強期間4ヶ月間
職業公務員
勉強法過去問,模試,提案書
商品DVD,テキスト,問題集,eラーニング
受験回数初学者(1回目)
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
2人目の育児休業中で時間と気持ちに余裕があったため、子どもの昼寝中などの時間を有効活用したいと思い、資格取得を決意しました。なかでもFPを選んだのは、自分が今まで担当してきた仕事に少し関連があったこと、また一般常識としても役立つ知識が学べると思ったからです。
 そもそも決意した時期が遅かったため、フォーサイトの受講申し込みをしたのは1月末でした。正直、届いた教材の量を見たときには5月受験に間に合うのか不安になりましたが、道場破りでスケジュールを立ててみたところ4月上旬には試験範囲を勉強し終わることが分かり、安心できました。…当然、スケジュール通りには進みませんでしたが、その後もどの範囲をどれくらいで進むべきかの指針になりました。
 勉強時間は、最初昼1時間(子どもの昼寝時間)、夜2時間(子どもが寝てから)でスタートしました。やる気がいまいち起こらない日でも、「とりあえずDVD入れてみよう」と思うくらいはできたので、DVDに引っ張られて学習を始めていった感じです。DVDはすべて1.5倍で再生・一時停止しながら、なるほどと思った個所や先生のアドバイス(ここは頑張って勉強してください、とかここは読むだけでかまいません、とか)を鉛筆で書き込みながら聞いていました。実際の講義を受けているようで大学時代を思い出し、楽しく見ることができました。
 2月中旬に提案書作成に取り掛かりました。フォーマットはありましたし、体験談でも簡単に作ればいいとあったので、さくっと仕上げるつもりでしたが、やはりそれなりの形に仕上げようとすると1カ月ほどかかってしまい、結局提出は〆切ぎりぎりでした。しかも提案書を提出したことでちょっと燃え尽きてしまい、そのまま3月いっぱいまで一旦勉強を中断してしまいました。でも提案書の作成は楽しく、FPの業務をイメージし、学んだ知識をどう活用するのかという参考になりました。落ち着いたら、自分の家庭のキャッシュフロー表を作成し、夫に今後のマネジメント案を提案してみるつもりです(笑)。
 4月に入ってからは、いよいよこのままでは間に合わないと思い、母にも協力してもらって午前2時間図書館に行きました。それまでひたすらDVDを進めてきただけでテキストの復習ができていなかったので、集中できる図書館でテキストの復習をし、復習した箇所の過去問題集にその日の夜2時間取り組むというペースで進めていきました。昼勉強した箇所なので定着していない知識でも過去問が解けましたし、過去問でよく出るんだなぁと思ったところはテキストにすぐ戻って書き込むことができました。DVDもまだ終わってなかったので、午後1時間(子どもの昼寝時間)はそれまでどおりDVDを進めました。1日5時間は勉強していたことになりますが、いつの時間は何をする、とメニューを変えていたので、長い勉強時間も苦になりませんでしたし、バランスよく勉強を進めていくことができたと思います。
 そんなスケジュールで、ようやくDVDとテキストの復習を終えたのが4月末。5月に入ってからはひたすら過去問を繰り返しました。最低2周、苦手な税金、金融、年金は3~4周繰り返しました。そうして腕試しのつもりで本番1週間前に取り組んだ模試はぎりぎり6割の正答率。不安になりましたが、もう今更他に手を出す時間もなく、ただフォーサイトを信じて過去問を繰り返し、苦手な箇所はテキストに戻り、書き込み、頭の中から知識が逃げていかないようにしました。
 そうして受けた本番でしたが、結果は学科、実技ともに9割正答できました。答え合わせをしたときの達成感はとても清々しいものでした。試験勉強が間に合わないとあきらめかけたこともありましたが、頑張ってよかったと思います。FPの知識は実生活にも役立ちますし、おかげで勉強の習慣を取り戻すことができました。次はまた別の資格を取得すべく、頑張っていきたいと思います。
0おめでとう

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