過去問をDVDをサウンド化して聴くことが私のFPの勉強法

試験の種類2級
性別男性
年代30代
試験年度2級試験2016年(28年度)9月
エリア千葉県
勉強時間500時間
勉強期間4ヶ月間
職業正社員(サラリーマン)
勉強法過去問,模試
商品DVD,CD,テキスト
受験回数初学者(1回目)
ダブルライセンス宅建
学習スタイル独学
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
「学習の9割を「ながら視聴」に費やしました」



私は現在、正社員でトラックドライバーをしております。
実は、このトラックドライバーは、かなり勉強時間が確保できる職種なんです。
ただし、それには条件があります。
それは一人での乗務であること。
一人作業であることです。
勤務のほとんどが移動時間なので、私の業務では約8時間以上もトラックの運転中に講義が聴けました。
これは本当に良いサイクルでした。
忙しい中で働きながら資格を取得されている意思の強い方がいらっしゃいますが、
私には無理だったので、勉強時間の確保ができる職業として現在、トラックドライバーをしております。
それまで営業職をしておりましたので、同僚との付き合いやその他の付き合いが重なって、学習のペースが乱れたり、周りの心無い一言「本当に受かるの?受からなきゃ犠牲の意味ないじゃん。楽しんだ方が良くない?」がとてもストレスに感じていたことを思い出します。
今では本当に思い切った選択をして良かったと過去を振り返ります。
その甲斐もありまして昨年に宅地建物取引士に合格することができ、
そして今年はFP2級に合格することができました。
ちなみに宅地建物取引士は独学での受験です。
合格までの過去2年間は本当に悔しい思いをしておりました。
いずれも1点差で不合格だったからです。
過去10年分の過去問は、ほぼ解けていたのですが、やはり同じ問題は出題されないために、
その肢から何の知識が問われているかまで確認していなかったのが不合格の要因だったのかなと思います。

簡単な発想ですが、この「全く同じ問題は出ない。だから、ただ過去問が解けてもダメ」
これを身に染みて感じております。

私の勉強方法は、過去問をウインドウズのサウンドレコーダーにて録音し、それをCD-Rに焼き、それを聞く。
更に、その聞いた範囲の問題を帰宅してから机上で解く。
この方法がメインでした。

難しい問題や、理解しづらい文言、表現なども何度も何度も聞いているうちに、不思議とわかるようになってきます。
先の文言、表現が想像できるようになってきます。
そう、先読みできるようになってくるのです。
そして、何度、聞いていても意味が曖昧に感じていたり、単にわからない表現はメモしといて空き時間にスマホで調べたり、自宅に帰ってからパソコンで調べたりしていると、その一日の生活に統一感のようなもの、前向きな生活習慣のような肯定感を感じるようになり、その勉強スタイルが習慣になるとしめたものでした。

また、そのサイクルから外れることは、とても簡単で、休みの前の日だからと言って深酒したり、暴飲暴食、だらける生活をする、楽に流され過ぎると、あっという間に勉強は二の次になりやすいと感じています。
どうしたら横槍が入っても勉強から反れにくいかを考えたときに、
要はやるか、やらないかの違いだけですが、
やはり単純明快なのは、それを習慣化することでした。
今、流行のルーティンです(笑)

話は反れましたが、そんな状況下で私の学習方法は問題と答えを録音し、それを聞く。
または講義や解説DVDがあるなら、それを録音し、それを聞く。
その残像が残っているうちに、机上にて実際の問題を解く。
耳で聞き想像し、そのイメージが合っているか、間違っているか、勘違いか、想像できないかを目で見て確認する。
その聴覚、視覚で安心して問題を解けた、理解できたを感じている中で、繰り返し録音CDを聞いていると、問題などを聞いている途中で「先取りツッコミ」が出るようになります。
もちろん、車内などの個室ですが(笑)
「この問題は、ここがポイントで、こうだから○、または×」
「この段階で×でしょ~」
「これは条文通りだから○だね」
こんな感じです。
そして、それができるようになってくると聞くのが楽しくなってきます。
ただ聞いているだけですが、その一肢を理解している感が心地よいのです。
そして、それを机上で確認できている感が、更に自身を盛り上げてくれます。
私は、CD-R一枚を60分程度の録音にし、大体2枚で一科目として、
2枚聞いたら違う科目に変えて飽きないようにしていました。
はじめは聞こえてくる音が頭の中で文字として必死についていくような感じですが、
不思議なもので、何回か聞いているうちに、その文言から、それを想像できるようになってくるんですね。
または、「なんだ、こんな簡単なことだったじゃん!」と不意に気付きが出ることが多くなってきます。
今風に言うと「神が降りてきた」というのでしょうか(笑)

話が長くなりましたが、私はDVD講座を受講しまして、実際は教材到着時にDVD講義は一度のみ流して見たのみ。
過去問DVDも一度のみ流して見たのみです。
テキストに戻って内容を確認することはほとんどありませんでした。
過去問DVDをサウンドレコーダーで録音したものを聞いて、まずは、その問題を理解することに努め、
そして机上にて、目で実際の文字を見て、文字を見たときにどう想像するか、発想するかに努めました。
そして、余裕が出たら解説されていない問題をやるという感じです。
なので、正直、全部の問題を解いていません。
それでも試験に対応できたのは、フォーサイトの講座が的を得ていたからだと思います。
DVDを見ていて安藤先生の試験範囲の見切り発言にも驚きました。
「ここは試験には、ほぼ出ませんからやらなくていいです」
「やりたければ、試験が終わってから個別にやってください」
「試験に受かるための勉強をしてください」
このようなイメージに笑ってしまったのを思い出します。

最後に一言。
CD講座で十分いけます(笑)

心配なら模試で確認で十分です。

フル装備で注文しましたが、実際は最小限しかやりませんでした。

それでも受かりました。

フォーサイトを選んで良かったです。

このたびはありがとうございました。
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



◀合格体験記へ戻る