宅建合格からすぐFPの勉強とダブルライセンスに成功

試験の種類2級
性別女性
年代50代
試験年度2級試験2016年(28年度)9月
エリア東京都
勉強時間300時間
勉強期間6ヶ月間
職業自営業・会社経営
勉強法過去問,提案書
商品テキスト,問題集,講義動画,サポート
受験回数初学者(1回目)
ダブルライセンス宅建
試験科目不動産
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
FP2級2016年9月試験に無事合格(学科試験:43/60、実技試験: 86/100)することができました。安藤先生をはじめ、フォーサイトのスタッフの皆さまに心から御礼申し上げます。どうもありがとうございました。昨年10月の宅建士の試験合格から1年も経たないうちに2つ目の資格を取得することができたのも、ひとえにフォーサイトメソッドの高いクォリティときめ細かな受講生へのフォローのお蔭だと思っております。

今年2月14日に貴社のスタジオにて収録された窪田先生との宅建士合格体験インタビューでもお話しさせていただきましたように、自営業というのはプライベートの計画を立てることが極めて困難です。今回の試験も昨年同様、試験1週間前までまとまった案件を抱えていたため、試験直前でも勉強時間の確保は厳しかったです。それでもあきらめずに勉強を継続することができたのは、フォーサイトメソッドに対する揺るぎなき信頼と宅建士試験の合格体験が大きな役割を果たしていました。

4月からの約6ヶ月間で何とか受験力をつけることができたそのポイントを以下まとめてみました。

1. フォーサイトメソッドへの揺るぎなき信頼
初めてトライし合格出来た宅建士試験の合格体験から、FP2級を貴社サイトで申し込んだ時点で既に「9月試験には絶対合格できる」という安心感がありました。教材の使い方にも慣れているので、資格は異なっても前回と同じ勉強方法で大丈夫だという確信を持てることは受験生にとっては大きなアドバンテージだと思っています。
 とことん過去問
昨年の成功体験から過去問に費やした時間が合否に直結することを実感していましたので、今回も迷わず過去問偏重型の勉強を実践しました。過去問累計2144問、直前対策講座の問題集は学科試験編を4回、実技試験編と計算問題対策編をそれぞれ3回と宅建の反復回数には及ばないものの(過去問累計2200問超、直前対策は5回)、試験直前までにはある程度自信がついてきたのは確かです。
 隙間時間を活用できる教材が豊富
前回同様、今回もどこでも単語カードを持ち歩き、直前対策テキストにはポイントもまとめたものが掲載されているので、特に学科試験編はどこへ行くにも携行し最後の1ヶ月では大活躍でした。
 講義は「ながら聴講」でも効果絶大
宅建の時はしなかったのですが、今回は絶対的に勉強時間が足りていなかったので、家事をしている最中も過去問講座も含め講義動画をランダムに再生し、耳から入ってくる情報で知識の確認・定着を図りました。聞きながら頭の中で引っかかるものについては、家事の手を休めテキストに戻って内容を確認しましたし、過去問は繰り返すと正解がすぐに出てくるようになり、予想以上に効果は大きかったです。

2. ライバルは「昨年の私」
宅建士の試験勉強の時は「仮想ライバル」が勉強に対する大きなドライバー(推進力)になりましたが、今回のライバルは昨年の自分自身、つまり、宅建士資格取得を目指して寸暇を惜しんで勉強していた私自身でした。昨年は今年以上に試験直前の勉強時間確保が難しかったのですが、あきらめずに毎日少しずつでも前進を心掛けていた自分を思い出し、歳とともに衰えていく記憶力にもめげず「昨年の私に負けない!」という気持ちが私の深層心理にはたらきかけていたように思います。

3. 課題提出: 一番のポイントは使いやすいツールを決めること
(FP業務を実務として取り組んでいない私にとって、課題に沿った提案書作成は予想以上に時間がかかってしまったので、その反省から、これからFP試験に挑戦する受講生の方には是非お伝えしておきたいと思います。)
提案書でカバーすべき情報は細々とあり、それを一つ一つ積み上げるように作成していく過程が重要なのは確かなのですが、それよりも重視すべきは「どの提案書作成ツールを使うか」ということです。私の場合、フォーサイトさんのテンプレートやFP協会の作成ツールを参考にしながら、最終的には自分でExcelやWordで必要なパーツを作り、一番使い慣れているPowerPointで提案書をまとめました。日頃の業務で市場調査の報告書を英語や日本語で作成していますが、PowerPointで50~100ページの報告書の形になることがほとんどです。実は、最初はFP協会の提案書作成ツールで作業を始めたのですが、いろいろ不具合が多かったり、Excelベースなので文章を入力するには不便だったりと、何度もやり直す羽目になり、最終的には自分で一から作ることにしました。自分が一番使い慣れているPowerPointで作業していればこんなことにはならなかったのに、と悔やんだ次第です。FP協会の作成ツールにするのか、Excel、Word、PowerPoint等を選択するのか、ということは提案書作成の初期に決定した方がいい、というのが反省に基づく私の感想です。

資格取得は中長期的なゴールのスタート地点にしか過ぎません。近年関わっている不動産業務でまた新たな展開を実現すべく、受験勉強の結果広がった視野を今後もアップデートし、必要に応じて深めていきたいと思っています。受験勉強をサポートしてくださったフォーサイトの皆さまに、重ねて深く感謝申し上げます。
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