FPのテキストと問題集の使い方、7つの手順で説明します

性別男性
年代20代
職業学生
勉強法過去問,提案書
商品DVD,CD,テキスト,問題集
学習スタイル通学
 理工系の大学生なので、提出課題が多く、アルバイトも多く入れていたので、それなりに時間がない中でなんとか勉強していました。
勉強時間は、主にアルバイトの休憩中や、通学のバスの時間、授業の休み時間、また入浴中、車の運転時間の時でした。まずは講義CDを聴いていました。休みの日には思いっきり問題集を解いたりしていました。
 FPの勉強を始めたのは今年の1月からです。試験本番の日までの勉強日数は半年くらいでしたが、充分合格することができました。   ータルの勉強時間は約300時間です。長いと思えますが、1日単位で考えると1時間半と少しです。これには提案書の作成時間、どうしたら効率的に勉強できるだろうかと試行錯誤していた時間も入っていますので、効率的に勉強していけば半年くらいの勉強期間ならばトータル250時間(1日=1時間20分)くらいでも充分合格できると思います。
●勉強法は───    1.全体を把握するために、まずFPはどういうことを勉強するのかを知ろうと思い、テキスト全部を始めから最後まで猛ダッシュで読みました。この時点では分からない用語がたくさんでてきますが、これからする勉強の内容がおおまかに把握できるのでおすすめです。
 2.その教科のDVDを観ました。テキストを読み終え、これから『ライフプラン』の勉強を始めるという時には、まず『ライフプラン』のDVD(CD)を観ました。講師の方の話は分かりやすく楽しいので、とっかかりやすいと思います。この時点でもまだ分からないことがありますが、気にせず進めました。
 3.そして、その教科の問題集を1回解きます。DVDを観たあとに問題集を解いてみると、講師の方から聴いた内容を覚えているためか、何問か分かる問題があります。内容やキーワードも目に付きます。初めて解く問題集なのに、少しでも知っている内容がでてくるとモチベーションを高めてくれるのです。この時点で間違えた問題は解答の説明を確認しました。
 4.テキストの内容を確認しながら読みます。テキストを読んでみると、内容が非常に理解しやすくなっています。講師の言っていたことが分かってテキストを読むのが楽しくなります。気になったところはマーカーを引きました。
 5.問題集を再開します。この時点で問題集が半分解けるようになっていました。間違えた問題はマーカーで説明に印をつけると覚えやすいです。完壁に分かる問題は○をつけ、もうやらないようにしました。間違った問題は理解できるようになるまで解きますが、4回目にはほぼ完壁になります。
 6.前回の『過去問』を解きます。これを解くと、自分の今のだいたいの力が分かります。また自分の苦手分野も分かるので、その後、苦手分野を重点的に勉強しました。    7.テスト前はテキストを読みます。最後は初心に帰って基礎を固めました。テキストの内容がほぼ完壁に理解できるようにし、マーカーを引いたところは音読しました。  
●提案書と試験───
 提案書は後半に追い込みをかけるためには、早めに作成したほうが良いと思います。講義DVDを観たときに大変と分かりましたが、思っていた以上に大変でした。トータルでかかった時間を計っていたのですが、28時間もかかりました。他の体験記に書いてあるように、試験のためと割り切り、手をあまりかけずに無難な提案書を作成したほうがいいと思います。  
 FPの勉強をしていると、自分の実力があがっているのか分からないため、だんだんモチベーションが下がっていきます。どうしたら続くか考えた末、カレンダーに今日1日で勉強した時間と内容を書くようにしました。こうすることにより勉強のモチベーションを保ちやすくなりました。あとは勉強をする上でのハウツー本なんかも出ていますので、どうしても続かなかったら読んでみるのもいいと思います。  
 失敗したと思ったのは、経済辞典と市販のテキストを買ったことです。分からない単語があったので買ったのですが、フォーサイトの教材を使って勉強していくうちに分かるようになるので必要なかったと思います。  
 テスト本番の日には会場の場所が分からなくて、かなり道に迷いました。しかも大雨で、ギリギリの時間に会場に着いたのですが、あまり良いコンディションで受けられませんでした。会場の下見などの準備はしっかりしといたほうがいいと思います。  
 FP試験は広く浅く基礎を固めていき、勉強さえすれば必ず受かります。今回の体験記が皆様の役にたてば幸いです。少しでも多くの方がFPに合格するよう願っています。
0おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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