FP講義CDを録音して往復1時間の通勤電車で勉強

試験の種類2級
性別男性
年代40代
試験年度2級試験2018年(30年度)9月
エリア神奈川県
勉強時間400時間
職業正社員(サラリーマン)
勉強法過去問,提案書
商品DVD,CD,テキスト,費用
受験回数初学者(1回目)
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
■エンジンがかからなかった最初の2カ月

普通自動車免許を取得以降、資格とはご縁のなかった人生。40歳を目前にした2018年2月、自分の置かれている現状や、今後のことを、もう少し客観的に見る必要があるのではないかと急に思い、ファイナンシャル・プランナーという資格に興味を持ちました。「働き方改革」や「人生100年時代」という言葉から、漠然とした不安を感じたのかもしれません。様々な、資格学校や通信教育のウェブサイトを比較した結果、フォーサイトの合格体験記を読み、勉強が決して得意ではない自分でもできるかもしれない、費用対効果もよい、合格率も高いと判断し、申し込みをしました。

2月下旬に、教材が届き最初にやったことは、DVDの視聴でしたが、あまり頭に入っている感覚もなく、1度の視聴後、2度目は1.5倍速で視聴。仕事の関係で帰宅時間は遅く、週末もまとまった時間が取れず、3月末が終了した時点では、勉強不足を実感しつつ、打開策を見いだせない時間が過ぎていました。

4月は、低迷期。DVDも視聴せず、通勤電車の中で単語カードを時々確認する程度でした。



■ウォークマンで勉強時間・空間を確保

GW明けに合格体験記を読み直し、自分に合った勉強パターンを再考したところ、往復で1時間程度乗車している電車の中が、最適な勉強空間・時間ではないかと思い直し、一念発起して、SONYのウォークマンを購入、全ての講義CDを録音し、テキストの最初から勉強を再開しました。通勤ラッシュの時間帯でしたが、少しでも空間のある車両を探し、少しでも空いている路線に変更するなどして、勉強の空間と時間を確保。約3週間で、2度講義CDを聞き終わり、DVDの視聴時よりも、手応えを感じましたが、この時点で5月も終わろうとしていました。ここで、提案書の作成や過去問に着手していれば良かったのですが、講義の内容理解を深めることや、一般教育訓練給付金申請のために、「確認テスト」にばかり時間を割いてしまったことは反省です。「提案書作成と過去問には早く取り掛かりましょう」という講義でのご指導を、素直に実践できていませんでした。

6月から7月中旬にかけては、会社での業務量が増え、勉強が再び後回しに。6月中旬を過ぎても提案書の作成に本格的に着手できず、焦りを感じていました。家族に相談し、週末の2日間、実家で提案書の作成をしたいと相談したところ、快く快諾してくれました。締め切りの約10日前に投函、すぐに合格通知を頂けたことは、自信にもなり本番の試験に向けたモチベーションが上がりました。



■夏は出勤時間を早めることで追加の勉強時間を捻出

7月中旬から過去問に取り掛かりました。とにかく回数をこなすことを意識し、時間の確保に努めました。具体的には、日が昇る時間が早くなり早起きができるようになったので、通勤時間を早くし、電車で座れる環境を確保し、ひたすら過去問演習。会社では始業までの1時間とお昼休みの30分を過去問演習。帰宅時の電車の中でも過去問演習を行い、平日は平均2時間以上、勉強時間を確保しました。週末は家族との時間を優先しつつ、各分野で理解の浅かった箇所や、時間を十分に取れなかった箇所の復習を行いました。2週間で過去問演習を2度終わらすことができ、その後、再度全テキストを1週間で聴き直し、その後は本番試験まで、過去問演習を繰り返しました。



■フォーサイトの皆様、家族に心から感謝

試験前の週末は、家族に図書館で勉強したい旨を相談し、1週間前の土曜日と日曜日、前日の土曜日は、午後4時間程、苦手な分野の過去問演習の時間をあてました。

試験当日は、駅から会場まで道や会場での受験生の多さに、正直驚かされましたが、特に最後まで苦手意識が抜けなかった、実技試験の計算問題の計算式を最後まで見直し、試験でも点数を重ねることができました。試験日の夜に自己採点をし、合格の可能性が高いことを把握しつつ、「合格」の文字を目にした時は、本当に嬉しい気持ちになりました。

最終的に、過去問演習を何度も繰り返したことが合格につながったのでないかと思いますが、講義で何度も教えて頂いた、「勉強を継続してやる」「過去問演習に早く取り掛かる」という2点が、一番大切なことなのではないかと、改めて認識をしました。

勉強の楽しさや継続することの大切さを、フォーサイトの皆様から、教えて頂いたことに、感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。そして、試験勉強を応援し理解してくれた家族にも、心から感謝しています。
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