行政書士の難関科目の「民法」攻略のためのアドバイス

【行政書士】
勉強期間
3ヶ月間
受験回数
初学者(1回目)
職業
パート・アルバイト
年代
20代
性別
男性
 将来的に独立して仕事をしたいと思い、行政書士の受験を決意し、会社を退社しました。今思えば、かなり思い切ったことをしたなと、自分でも感じます。(笑)

■はじめは独学からスタートしました。ですが・・・

 勉強は8月から始めたのですが、時間的に余裕があるので独学で勉強しようと思い、参考書を買って学習をスタートさせました。しかしながら、独学では自分に甘えがでてくるし、自分の学力を客観的に判断するのも難しく、焦りも感じてきました。

 勉強の合間にインターネットで、独学での勉強方法を模索していたところ、たまたまフォーサイトのホームページにたどりつきました。独学の勉強方法で悩んでいた私にとって、衝撃的な内容の記載も多数あり、自分の勉強方法が間違っていたかもしれないと感じるきっかけになりました。

どうしても合格したかったので(なにせ会社を辞めていましたので…)すぐに受講しました。


■独学の頃との大きな違い。あのままでは受からなかった・・・

 今までの勉強で、ある程度は暗記できていると思っていましたが、実際に講義を受け、問題を解いてみると、迷ったり、分からなかったりする問題が数多くあり、勉強不足を痛感させられました。

 フォーサイトのカリキュラムに準じて、勉強方法を思い切って変えました。講義で間違った問題の復習を中心に、その前後も参考書で確認するという方法にしたのです。これを何度も繰り返していくと、全体を網羅した学習をしていることになりました。

 
 講義では、独学では分かりにくい法改正や、出題の傾向なども教えて頂けたので助かりました。参考書で流し読みしていた部分に重要なポイントがあったということも知りました。

■難関科目「民法」等についての私見

 ただ、フオーサイトでは「民法を捨てても他でカバーできるので難しい民法にはあまりこだわらない方が合格点に近づける」という方針だったのですが、そこには少々疑問を感じました。

たしかに民法は範囲が広く難しいのですが、家族関係は問題が絞れるし、権利関係は簡単な参考書を一読しておくだけである程度は大丈夫だし、それ以外にも常識で解ける問題が出ます。ですから私の考えでは「基礎法学が難しくなってきている中で簡単な民法の問題も解けるようにしておいた方が得策」です。

実際、独学で民法を勉強した私は、民法分野の半分以上を取ることができました。

 あくまでこれは独学で私がある程度勉強を進めていたから感じたことだと思います。民法は私にとっては相性の良い科目だったということです。全く初めて法律を勉強するという人には、やはり時間のかかる科目であると思います。

 一般教養については、日頃の心構えも大事です。新聞などを毎日読むのは当然ですが、それ以外にもテレビの教養番組や雑誌などからも知識は得られます。気分転換の一環と思って、少しテキストから距離をおいてもいいと思います。


■満点は必要ない!

 満点を取る必要はないのですから、60%を目指す勉強が大事なのです。ですから基本的なことをしっかり理解し、間違わないようにすればいいのです。完璧を求めるあまり「木を見て森を見ず」のようなことになってはだめだと思います。

 読んでくださった皆さんが合格されることを心よりお祈り申し上げます。

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