行政書士の学習は迷ってもとにかく続けること。時間を大切に。

行政書士の学習は迷ってもとにかく続けること。時間を大切に。

性別男性
年代30代
試験年度2016年(28年度)
エリア群馬県
勉強時間1000時間
勉強期間11ヶ月間
職業自営業・会社経営
勉強法過去問
商品DVD,テキスト
受験回数初学者(1回目)
試験科目憲法,民法,行政法,基礎法学,一般知識
eラーニング「道場破り」使用回数
※eラーニング「道場破り」の使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
行政書士試験は初挑戦でしたが、学習期間10か月で本試験232点(択一・多肢180点、記述52点)で合格できました。使用した教材はフォーサイトのバリューコースのみです(直前期に追加で2回分の模擬試験問題を購入しました)。フォーサイトを選んだ理由は、受講者の合格率が高いこと、そして価格が安いことです。
教材を使用した感想としては、何より分量が少ないです。教材を注文すると、ダンボールが1箱送られて来ました。これが1回目の送付分かなと思いつつ開封してみると、それで全部でした。しかもノートや漫画などの付属品も同梱されています。実は、私は5年ほど前に他の法律系の資格に挑戦し、挫折した経験があります。資格自体が異なるので比べるものではないかもしれませんが、教材の分量としては1/10程度です。そのとき挫折した大きな理由が分量の多さだったので、少なくて済むのはありがたい反面、「これだけで大丈夫なのかなぁ」と不安にもなりました。しかし、結果的には合格できたので、それで十分だったと思います。
ただ注意が必要なのは、基礎講座を一通り学習し、いざ過去問に挑戦してみても、殆ど歯が立ちません。しかし、これは基礎講座の内容が不十分ということではなく、過去問講座はアウトプットだけでなく、インプットも兼ねているものだと捉えれば良いと思います。知らない知識は問題を解きながら、解説を読みながら覚えるようにしました。
そして、重要なことは、教材の分量が少ないからといって、学習する分量も少ないというわけではありません。私は平日2〜4時間、休日6〜10時間、直前期はその1.5〜2倍の時間を勉強に費やしました。全く勉強しなかったという日は、10か月の学習期間のうち3日だけです。繰り返し、継続的に学習することが大切だと思います。
また、行政書士試験は上位ではなく、6割の得点を目指すものであることもポイントです。私はわからないことを放置できない几帳面な性格で、最初からしっかりメモを取り、下線やマーカーを引き、不明な点は自分でインターネットなど利用して徹底的に調べたりもしました。しかし、このような学習方法は時間も手間もかかり、途中で挫折もしやすいと思います。私の場合はテキストに書き込む量が多すぎて肩こりにも悩まされましたし、よほど時間的余裕とド根性を兼ね揃えた方以外には、お勧めできません。結局、細かな知識やマイナーな論点は合否をわけるものではありませんし、ほぼ誰も解けない問題も出題されるのが行政書士試験だと思います(知らない問題が出て当然、出ても驚かない心構えは重要)。私は、模擬試験の段階からマーク240点のうち170〜200点ほど取れていました。確かに細かな知識や、過去に他の資格試験で学習した知識により、得点が上振れすることもありましたが、逆に難易度高めの問題を殆ど取れないこともありました。それでもマークだけで170点程度得点できるということは、重要なのは基本的な知識、正確な知識だということが言えると思います。
特に得点が下振れしないように支えていたのが、初めて学習した行政法でした。配点も高く、条文問題や過去問と同様の出題も多いので、得点を稼ぎやすい科目だと思います。「取っつきにくい科目」と言われるそうですが、私も最初は同様の感想を持ちました。似たような法律、条文が多く、よく混同してしまうことがありました。しかし、直前期には似ている規定もどこがどう違うと明確に言えるようになっていました。
では、私がどのような学習をしていたかですが、特別なことは何もしていません。最初に基礎講座、過去問講座のDVDを一通り視聴した後は、科目ごとに学習を進めました。基礎法学の基礎講座DVDを視聴し、テキストを読み返し、過去問を解く、次は憲法、その次は民法というように最後の一般知識まで同様の学習が終わったら1周です。これを4周ほど繰り返しました。最初は1周するのに時間もかかりましたが、いつまでに1周を終わらせるか目標を設定しながら繰り返し、そのうちに1か月ほどで1周できるようになりました。直前期は学習時間を増やし、行政法と民法には毎日触れるようにして、そこに日替わりで他の科目を加え、並行して学習しました。学習内容はテキストの読み込みと過去問だけです。
記述に関しても特別な学習はしていませんが、直前期にはテキストを読み込んだり、過去問を解いたりする際、40文字を意識するようにしていました。この部分を抜き出すと40文字程度になりそうだ、ということを考えながら学習していました。
一般知識は、割り切りが大切だと思います。私も最初に過去問を解いた時は、あまりのできなさ加減に不安しかありませんでした。テキストに出ていないことを自分で調べたりもしましたが、本当に時間を無駄にしてしまったと思います。得点しやすいと言われる文章理解も、最初は全然解けませんでした。これは、毎日1、2問ずつ繰り返し解くことで少しずつ慣れるようにしました。また、文章理解は苦手意識も強かったので、本試験では余裕を持って挑めるよう、時間配分も工夫しました(本試験では全3問正解)。
行政書士試験に合格することは簡単ではないかもしれませんが、合格に難しい知識は必要ないと思います。勉強が得意な人や要領が良い人でなくても、時間をかけて繰り返し学習すれば合格できると思います。私も過去に挑戦した資格試験では途中で挫折してしまいましたが、今回はあまり余計なことは考えず、とにかく毎日机に向かうようにし、最後までやり切りました。そして合格という結果も出すことができ、自分の自信にもなりました。行政書士試験に挑戦して良かったと思っています。
0おめでとう
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