行政書士に受かったのはDVDの講義を毎日のように聞いたからかも
【行政書士】
2016年(平成28年度)合格
- 勉強期間
- 8ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 40代
- 性別
- 女性
中高時代真剣に勉強してこなかった自分が、子どもたちに勉強しろ。と言えないと、子どもたちに母も頑張って勉強しているのだと、見せたい気持ちがありました。
受講開始が4月半ば。ちょうど7か月間で470時間ほど勉強しましたが、そのうちの6割くらいは講義を聞き流しているだけで、十分な勉強時間を確保できませんでした。家事をしながら講義を聞いたり、通勤時間車の中で聞いたりしながら、たとえ15分でも毎日勉強しました。
平日机に座って勉強できるのは寝る前の1時間ほど。休日でもせいぜい2、3時間でした。
こんなんで合格できるのかと不安になりましたが、少しずつでも進めようと、まずは福澤先生の言うとおり一通りテキストを読みました。テキストは図やイラストもカラーで分かりやすく感じました。
チェックテストの1回目は当然全くできませんでしたが、気にせず進めました。
2巡目は1科目ごとテキストを読んだら、過去問をやってみました。まだ早いか?とも思いましたが、以前ほかの検定試験の勉強をしたとき、テキストや練習問題と、実際の試験問題では全く表現や難易度が違い、過去問が重要であることを実感していたので、まずはできなくても過去問の雰囲気を感じてみようと思ったのです。
案の定、チェックテストは7割ほどできていても、過去問では全く問題の意味さえ理解できず、焦りました。
しかし、毎日DVDの講義を何回聞いたかわからないほど聞いて(民法と行政法は15回くらいは聞いたかと思います)過去問の解説を読んだり、テキストを見直したりするうちに、だんだんと慣れてきました。
9月に入るとぼちぼち模試を受けてみました。全く歯が立たないほどではないけれど、合格レベルには届きませんでした。
やはり、記述式問題で少なくとも30点以上は取らなければ厳しいと感じました。
直前対策の記述問題集は2回しかで繰り返しできませんでしたが、過去問で曖昧だったことが、記述で考えて書くことにより、理解が深まった気がしました。
ここで記述に力を入れたことが、本番で生きました。
試験当日は落ち着いて臨むことができましたが、とても難しく感じました。(後の福澤先生の講評では普通。とのことでしたが。。)終了3分前で多肢選択式が1問飛ばしたところが回答がずれているのに気づき、焦りました。
試験後の自己採点では、記述式以外で126点。記述で54点を取れていなければ不合格。という状況で、模範解答を見ると、悪くない感じはするけれど、54点は厳しいかもな。という本当に発表までわからない状態でした。
発表当日、インターネットで自分の番号を見つけたときは、本当に信じられず、何度も見直しました。
後に届いた合格通知書には、記述で50点、記述以外で130点。つまり合計180点の本当にギリギリの結果を見て、少し情けない気持ちにはなりましたが、あの試験会場にいた数千人のうち、1割弱しか180点に到達しなかったのだと思うと、合格は合格。と胸を張りたいとおもいます。
まだ下の子は親と一緒に出掛けたりしたい頃なのに、我慢をさせてしまいました。(ママ友が遊びに連れて行ってくれて、本当にありがたかったです。)
上の子は思春期真っ只中で、不安定な気持ちを聞いてやる時間を削ることはできず、勉強時間を確保するのが大変でした。
家族や友人に助けてもらって、合格報告ができたこと。子どもたちに努力した結果を見せてあげられたこと。
高卒の全くの初学者の私を、合格に導いていただいたフォーサイトに感謝です。本当に、信じて勉強すれば合格できる教材だと思います。
勉強することの面白さを知ることができ、他の資格にも興味がわいてきました。次回何かに挑戦するときもまたフォーサイトで勉強したいと思います。
本当にありがとうございました。