行政書士のテキストと問題集を数種類使ってわかったこと
【行政書士】
2017年(平成29年度)合格
- 勉強期間
- 9ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 正社員(サラリーマン)
- 年代
- 40代
- 性別
- 男性
会社員、45歳、男性、事務系、勉強期間7か月、主に通勤中の電車の中で教材を読む。
行政書士を目指そうと思い立ったのは、昨年の5月。
業務上、契約書を扱うことが増えてきて、法務知識を付けたいと思ったことがきっかけでした。ビジネス法務検定も検討しましたが、やはり国家資格の方が社内の評価が高く、独立もできるので、行政書士を目指すこととしました。
私は法学部出身でもなければ、会社で法務を直接担当している訳でもないので、法律未経験者からでも学べる資格予備校をいくつか検討しました。
フォーサイトを選んだのは、「通勤時間を有効活用できる」「圧倒的な合格率」「受講料の安さ」です。
結論から申しますと、フォーサイトの教材だけでは勉強内容が不足(必要量の5割くらい)していると感じました。
不足分を補うため、市販の「合格革命」シリーズを全種類購入して勉強しました。
まずは、基本テキストで、どのような分野から出題されるかをつかみます。
次は、各形式の問題集(択一式、多肢選択式、穴埋め、記述式)に挑戦しました。
感じたことは、基本テキストに書いてある内容でも、問題形式で書かれると分からないことが多かったことです。また、問題集が違うと(フォーサイトと合格革命)、片方にしか載っていない事項がありました。
従って、少なくとも2種類以上の問題集を使用し、問題を解きながら知識を付けることが効果的だと思います。問題を解きながらだと、知識だけでなく、このような場面でこういう問題があるのだなといった、出題パターンの把握や、問題における想定された状況がわかるようになってきます。
上記は基本的には「過去問」なので、知識を向上させるには良いと思いますが、試験対策では不安です。そのためには、「予想問題集」を活用しました。予想問題集であれば、今後、出題されるであろうという問題を見られるからです。
例によって、本によって内容はかなり変わるので、複数種類をこなすことをお勧めします。
それから、公開模試を受けることをお勧めします。
自分のレベルが分かるのはもちろんですが、自分の解き方で、時間が充分あるのか、足りないのかが把握できるので、本番で慌てなくてすみます。
最後に、市販のマークシート用シャープペンシルは使いづらかったです。
芯の太いシャープペンシル(0.9㎜)あたりがお勧めです。