行政書士受験、4月下旬からテキストを愚直なまでに継続しました

【行政書士】 2017年(平成29年度)合格
勉強期間
7ヶ月間
受験回数
初学者(1回目)
職業
無職
年代
40代
性別
男性
1.行政書士を目指した背景

サラリーマンとして20余年、いわゆる出世コースから外れて、なんとなく先が見えてきた。性格的にもサラリーマンとしての限界を悟り、また、前々から起業願望もあったので、海外駐在から帰任してしばらくの後、家計の財務状況を確認した上で、思い切って会社を辞めました。

そして起業の橋頭堡とする資格として、法律を武器とする行政書士を選びました。私のこのようなやり方はあまりおすすめできないが、働きながら中途半端に受験勉強に取り組むよりは、「背水の陣」を敷いて専念する方がよいと判断しました。

2.「正しく努力する方法」を模索

これで勉強する時間は確保できたので、あとはいかに効率よく試験対策を講じることができ、心身に負担の少ない方法でやっていくかを考えました。

まず、独学は早々に除外。自分で教材を探す時間や工数がもったいない。次に、予備校通いを検討。ナマの授業は魅力的だが、費用は割高であり、通学する時間やコストがもったいないし疲れる。

そして、通信教育を検討。何社もあるんだなあと思いつつ、そんな中でフォーサイトに出会った。テキスト、過去問題集、DVD講義のボリュームは多いと感じたが、同時に、これが合格できる必要最低限の量と理解できた。
フォーサイトを信じることにして、4月下旬に申し込みました。

3.「愚直」に継続するのみ

まずは、ガイドラインや入門テキストを読み込んで、行政書士試験の概要を把握。「敵」を知ることは必須です。

1回目のDVD講義はテキストを見ながら臨んだが、なかなか内容についていけない。もどかしい気持ちだったが、
「何度も講義とテキストを往復すればいつか理解できるだろう」という素直な気持ちで聴いてみた。

DVDとテキストは、3ヶ月ほど一日2時間見続けた。そして、1回目のDVD視聴が終わったタイミングで過去問題集を開始したが、これまた内容についていけない。

一問に30分以上も費やすとは、、、見直しを含めて1日に五問くらいしか進まない状況がしばらく続いた。なんともいえぬ不安に陥ったが「過去問は読み物」と開き直って、9月いっぱいまで愚直に続けた結果、ようやく解答スピードの感覚がつかめました。

4.直前対策テキスト・問題集が絶妙のタイミングで届く

9月に入り、記述問題が伸び悩んでいたところ、直前対策テキスト・問題集が続々と届いた。これは非常に有用でした。フォーサイトは受験生の気持ちを考えてくれているなあと感動しました。

記述対策問題集は100問以上あったが、これを5回繰り返し書いて、暗記するまで読み込んだ。本試験では同じ問題も出たので、結果的にこの対策が合格のカギとなりました。

5.予備校の模試で進捗の確認

フォーサイトの自宅模試に加えて、予備校の模試も受けました。実力チェックだけでなく、本番に近い受験会場の雰囲気に慣れることが目的でした。

また、模試は本試験の予想問題集といえるので、試験後は復習を超えて問題冊子を暗記しました。

6.PDCAを回す

「合格手帳」は受験勉強の進捗管理に有用でした。愚直に受験勉強を継続するには、やはりベースとなる計画が必要です。いつまでに、何をやるかを決めて、できたら次のステップへ進み、できなければ計画を修正して、もう一度やってみる、という具合に。

7.健康第一

半年ほどの受験勉強期間でしたが、心身ともに本当に疲れました。 特に夏場を過ぎてから疲れが出て、思わぬ所の調子が悪くなったりしました。

受験で身体を壊しては何にもならないので、勉強する手を休めて休息する勇気も必要だと思いました。

以上、私の行政書士受験生活の概要です。受験生の皆様のご参考になれば幸いです。

フォーサイトを選択したことは大変幸運でした。ありがとうございました。

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