行政書士試験は過去問を中心にした勉強が大事。実質8か月で合格
【行政書士】
2018年(平成30年度)合格
- 勉強期間
- 11ヶ月間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 年代
- 20代
- 性別
- 男性
行政書士試験にチャレンジしようと思ったのは試験日の一年前でした。私は大学では社会学を学んでおり、法律の知識がほとんど有りませんでした。独学だと効率が悪いかなと思い、通信講座を受講することに決めました。数ある通信講座の中からフォーサイトを選んだのは安さと合格率の高さからです。
フォーサイトの教材は必要なことだけが書かれていると感じました。行政書士試験に合格することのみが目標であれば、素晴らしいテキストだと思います。ただ、行政書士試験のみならず、その後に司法書士試験や司法試験を目指すのであれば物足りなさを感じると思います。私は法科大学院(未修)で学ぶことを視野に入れており、法科大学院での授業についていけるよう法律の勉強をするために、行政書士試験合格を目標に据え、フォーサイトの教材を利用しました。過去問講座の解説が多少物足りなさを感じます。基礎講座には満足です。
・勉強方法
勉強は過去問を中心にしていました。過去問で解けなかったところに印をつけ、解けるようになるまでひたすら解くという形です。よくわからない問題は質問箱で質問しました。外部で模擬試験も受けました。おそらく私の勉強方法は資格試験においては王道です。行政書士試験ではなく、他の資格試験も過去問を中心に勉強することが大事だと思います。
・メンタル
行政試験に向けての勉強期間中は就職活動も法科大学院の試験の勉強も卒業論文の執筆も並行して行っていたので、正直しんどさがありました。勉強期間は約1年ですが、2か月勉強が滞ることもありました。勉強していないことに多少の不安を覚えることもありましたが、私は試験に「落ちる」ことが大嫌いなので「落ちてたまるか」と思うことでどうにかモチベーションを保っていました。なぜ行政書士試験に合格したいかを真剣に考えることは大切です。私はただ落ちたくないという理由だけでどうにかしのぎましたが。
なんとか合格しましたが、はっきり言って実力はまだまだです。これからも法律に触れ、行政書士試験合格者の名に恥じぬよう精進したいと思います。