
子育てしつつ行政書士の受験勉強を。科目別に方法を変えたのがポイント
【行政書士】
2018年(平成30年度)合格
- 勉強期間
- 1年間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- その他職業
- 年代
- 30代
- 性別
- 女性
平日の子供が学校に行っている時間が主な学習時間でした。最低2時間は確保しましたが休日はほとんど学習できませんでした。
直前期の1ヶ月は、平日で子供が学校に行っている間は全て学習時間にあて、子供を寝かせた後も2時間くらい確保しました。休日も子供を家族にみてもらえる場合はお願いしたりしました。
出先で時間があるときは道場破りの正誤問題をしたりとにかく空いた時間は何かしら勉強するよう意識的にしていました。
科目別に勉強方法を変える
行政法はとにかく過去問を繰り返しとき反復することをメインにしました。民法は各項目の要件と効果を覚えることが前提で過去問を解きましたが何度も何度も過去問を解くというよりはいろんな問題を解くことをしました。
憲法は直前の数ヶ月で条文を穴あき状態にしてそこを埋められるようにして暗記しました。人権分野の各重要判例は争点と結論を覚えました。
商法会社法は、商法は量的にそんなにないので全体的に覚えましたが会社法は量が多いので設立や機関、取締など重要論点のみおさえました。
一般知識はとにかく個人情報分野はしっかりおさえ、政治経済社会分野は対策しようがないのでざっくりやり、模試ででたあたりは読みこみました。
文章理解の3問は全問とれる問題なのでここを落とさないよう、本試験では解く順番をかえて対応しました。
模試を受ける
8月くらいから各スクールで行われる模試を何回か受けました。3時間で60問解くのはかなりハードで自分なりの解く順番など見出す必要があると思いました。また自分のどこに弱点があるかを発見することができ、そこを残りの直前期でつぶしていくことができると思います。
模試で自分の今のレベルを思い知ることでその後の直前期の原動力になりました。何回受けた模試で合格点に達することはありませんでしたが、徐々に点数があがっていたのでとにかく本試験まで粘り続けて最後の最後まで諦めずに勉強を続けました。
記述対策
問題文を読んで何を答えるべきかを頭に浮かべるという練習をしました。40問書いていると時間をとられますが、これだと時短でき反復できました。テキストの中に入っている記述問題と、過去問の記述問題、直前に送付される記述対策の問題、模試で受けた記述問題を繰り返しとく練習をしました。特に民法は要件効果を覚えていることが大前提だと感じました。