令和最初の行政書士試験。分かり易い講義で、筋金入りの初学者が10ヶ月で一発合格!
【行政書士】
2019年(平成31年度)合格
- 勉強期間
- 1年間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 無職
- 年代
- 30代
- 性別
- 女性
2020年1月29日、この日は令和最初の行政書士試験の合格発表の日です。
私は東京の半蔵門にある行政書士試験研究センターまで見に行ってきました。
テーブルの上に全国の合格者の番号が書いてあるA4用紙の束が置いてあり、
“どうか自分の番号がありますように!”
と、祈るような気持ちで恐るおそるページをめくっていきました。
そして自分の番号を見つけた瞬間、嬉しくて思わず『あった...!』と声に出してしまいました。
■筋金入りの初学者
私は恥ずかしながら行政書士の勉強をするまで『法律と憲法の違い』『国会と内閣の違い』『衆議院と参議院の違い』さえも分からない、本当の初学者でした。
当然、テキストを読むことすらままなりません。
聞き慣れない言葉がまるで異国の言葉のように感じ、最初は数ページを読むだけでも1時間かかりました。
『本当に合格できるのだろうか?いや、それどころかこんな調子では途中で勉強がイヤになるかもしれない』と思ったほどです。
■徐々に感じる『自分が理解していく感覚』
そんな不安いっぱいの私を助けてくれたのがフォーサイトの様々な機能でした。
道場破りでは自分の一日の学習時間に合わせた学習スケジュールを立てる事ができます。終了予定日が具体的に〇月〇日と決められているので、
“よし、今日はここまで頑張って来週までにこのテキストを終わらせよう”と計画的に進めていくことができました。
それでも一回目は全てのテキストを読むのに4カ月もかかりました。もちろんこの時点では内容が分かるのはほんの一部で、ほとんど理解できていません。
ですが2回目は3カ月、3回目は2カ月、と徐々に読むスピードも速くなり、内容もどんどん理解できるようになっていきました。最初につまづいていたところがウソのように、スラスラと読めるようになっていたのです。
また、読む力だけではありません。
フォーサイトはテキスト自体にも一区切りごとにチェックテストがあり、読んだ内容を理解できたかすぐ確認することができます。
その他にも問題集や道場破りの確認テスト、単語カードもあり、インプットだけでなくアウトプットを何回も行う事で、より記憶が定着しやすいと思いました。
そして福澤先生の講義もとても分かり易かったです。ただテキストを読むだけでなく、イメージがつきやすい具体例をいくつも出してくれました。
これにより普段の生活では全く馴染みのない裁判の判例などの理解もグッとしやすくなりましたし、講義の途中の先生の小話も面白く、画面に向かってよく笑ってしまっていました。
■諦めなければ合格できる
そして勉強を始めて10カ月、ついに試験本番を迎えました。
初めて受けた試験だったのでペースが分からず、気付いたら残り1時間で半分しか問題を解いていない状態でした。1問目から順に解いていたので記述式・多肢選択・長文問題・一般知識が丸々残っています。
試験中にも関わらず、正直涙が出そうになりました。
『あんなに勉強したのに足切りの一般知識さえ解かずに終わるのか...。応援してくれた家族に何て言おう...。』と。
そう思ったとたん、
『いや、まだ1時間ある。とりあえず足切りの一般知識から解こう!』と死に物狂いで何とか残りの問題を全て解きました。
そして無事に合格することができました。
試験中に諦めていたら合格することはありませんでした。いえ、そもそも最初の異国の言葉のように感じた時に諦めていたら、試験さえも受験していなかったと思います。
初学者の私でも諦めなければ合格できる。これを読んでその事を知っていただければ嬉しいですし、ぜひ私と同じように合格した時の喜びを感じてほしいです。