行政書士の勉強はテキストと過去問さえ完璧にやれば合格できるよ

性別男性
年代30代
勉強時間400時間
勉強期間5ヶ月間
職業正社員(サラリーマン)
勉強法過去問,模試,参考書
商品DVD,テキスト,eラーニング,費用,資料請求
受験回数初学者(1回目)
試験科目商法,一般知識,会社法
学習スタイル通信講座,独学,通学
■仕事の気分転換にと、資格取得を決意

行政書士に挑戦してみようと思った当時、私は仕事で苦しんでいました。

私は研究職をやっておりますが、研究職とは考えることが仕事といっても過言ではなく、そのため家に帰ってもあれこれと仕事のことを考えてしまう状況になってしまっていたのです。

右脳的な作業ばかりに若干疲れてきており、バランスを保つために左脳的な作業をやってみたいな、と考えるようになっていました。

単純に「覚えて」、「アウトプットする」という作業がやりたくなっており、資格でもとってみようかな、と考えていました。

頭をリフレッシュさせたかったことと、どうせ取るならパワーのある資格にしたかったので、行政書士を選びました。


■フォーサイトは合格率が高いのに費用が安い!サンプルの到着も早かった

動機はあまり前向きなものではありませんでしたが、やるからには真剣にやろうと考え、ネットで情報を集めるうちに、法律初学者では独学で合格するにはかなりハードルが高いことを知りました。

仕事が忙しかったので通学はできないと考え、いくつかの通信講座を調べているうちにフォーサイトを知りました。フォーサイトの魅力は高い合格率であるにもかかわらず費用がとてもやすいことです。

また、サンプル請求をしたところ他社よりもスピーディに対応していただき、「信用できそうだな」と思いました。さらに、いただいたサンプルのテキストも講義DVDも非常に分かりやすく、他社のサンプルが届くころにはフォーサイトに決めよう、と思っていました。

実際に受講手続きをした後の対応も早く、勉強を始めようと決めて気持ちが盛り上がっている間に勉強を開始できたことは非常にうれしかったことです。そのために、盛り上がった気持ちのまま最後まで突っ走ることができました。


■テキストは初学者にもわかりやすい。挫折しないテキスト!

フォーサイトのテキストは非常にまとまっており、初学者にもわかりやすく書かれているため、挫折することなく続けることができたのも一つの合格へのカギだったかな、と思います。最終的にはテキストを何周も読み込み完璧になっていました。

過去問も何度も何度もやりこみ、問題と解説を覚えるほどでした。過去問は肢別に聞かれても理由まで含めて答えられるようになっていないと合格は難しいのではないかと思います。


■勉強時間が増えていくのは、モチベーション!

勉強スタイルは、とにかくできる時間は勉強をする、ということをいつも心に置いていました。

私の勉強期間は約5ヶ月でしたが、その間家族サービスで海外旅行や沖縄旅行にも行かなければならなかったので、如何に空いた時間に勉強できるかが勝負でした。勉強時間としては1週間に21時間を目標としました。

平日は1〜2時間しかできないので、休日は7〜8時間程度やっていました。勉強時間と、勉強内容は毎日フォーサイトでいただいた手帳に記録していました。また、それまでに行った勉強の総時間も毎日記録していました。

毎日記録していると、記録しない日=勉強しない日を作りたくなくなるので、毎日少しでも勉強しようという意識が生まれて飲み会があった日でも30分は勉強していたと思います。毎日勉強したことで気持ちを切らずに最後までできたかな、と思います。

また、総時間を記録していると毎日少しずつ勉強時間が増えていくのがうれしく、モチベーション維持に役立ったと思います。


■模試では合格点!苦手分野も把握でき、自信につながった!

テキストと過去問を完璧に覚えると、模試でも合格点がとれるようになってきます。他社の模試も受けてみましたが合格点を取ることができて自信につながりました。また、試験の感覚も養うことができるので、会場で行う模試は受けてよかったな、と思いました。

模試で、私は会社法と一般知識が弱いことがわかったので、知識を補うために参考書を一冊ずつ買って勉強しました。

とくに一般知識では情報通信と個人情報保護を重点的にやりました。この2分野は例年確実に出ることがわかっているうえに、覚える範囲も比較的狭いためです。

逆に、政治、経済等は少し前までの出題傾向とは異なり時事的で深い問題が多くなっていると感じていたので、非常に対策が難しいと思いました。

一時期新聞を読もうとしましたが、文字量が多い割には試験で聞かれそうな情報はそれほど多くないように感じたのでやめました。この分野の対策はあまり手を広げずに、今年はやった某Iさんのテレビ番組を参考にしました。

また、記述対策にも1冊参考書を買いました。今の試験制度では記述対策が一番重要だと思っています。論点は簡単なものが多いのに、配点はすごく多いからです。

仮に記述で3分の2を取ることができれば、択一で55%取れていれば合格できるということに気づいてからは必死で対策をしました。


■得意分野もしっかり対策しておけばよかった…

これで、苦手科目も実力がアップし、試験当日には自信満々で会場に向かいました。しかし、本番は、やはり独特な雰囲気を持っており相当緊張してしまいました。

今年の試験のページ数が多かったということもあると思いますが、本当に時間ぎりぎりで回答をし終え、見直しの時間を作ることができませんでした。文章理解はもともと得意だと思っていたために、まったく対策を取らずにいってしまいましたが、そこで時間を取られてしまいました。

やはり、対策を取らない部分を一つでも作ってしまうと、そこで足をすくわれる可能性があるな、と感じました。とても不安な気持ちで会場を後にしました。

本当に今年の試験は過去問に比べても難しく、落ちてしまったかもしれないと思って落ち込んでいましたが、合格発表に自分の番号があった時は反動でとてもうれしかったです。

本当に5ヶ月間努力してよかったなと思い、自分への自信にもなりました。


■モチベーションの維持には、周りへの宣言が大事!

モチベーション維持のためにいくつか試したことがあります。一つは友達に宣言することです。

道場破りでも同じようなことがありましたが、友達に「今年絶対合格する」と宣言したことでやめるわけにはいかない状況をつくりました。また、奥さんにも不合格だったら高級店でご飯を御馳走すると約束しました。

最終的には合格できたので、反対に御馳走してもらえることになりうれしいことばかりです。

また、合格した自分と不合格だった自分をイメージすることにしました。合格した自分を思い浮かべることでやる気が出るとともに、不合格で、また来年一年勉強する恐怖を想像することで絶対に今年合格するんだ、という強い気持ちを持つことができました。

勉強を始めるころは合計300時間を目標にしていましたが、終わってみれば400時間以上勉強することができていました。

個人によってテキストと過去問が完璧になるまでの時間は様々だと思いますが、この二つさえ完璧になっていれば受かる試験だと感じましたので、それだけを信じて勉強し続けることが合格へのカギだな、と思います。

少しでも不安な気持ちがあれば効果は半減してしまいます。信じ切って勉強することで他の雑念が消えてすごい集中力が生まれるのです。

努力は裏切りません。これから行政書士受験を考えている方は、不安に思う気持ちは捨てて、がんばってほしいと思います。
5おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



◀合格体験記へ戻る