合格したおかげで転職活動もすぐ内定をいただきました！ | 行政書士

行政書士を目指そうと決めた頃はまだ会社勤めの身。資格の専門学校へ通うのは通学する時間がもったいないし、自分のタイミングで行けません。それに受講料も高いですよね。でも独学だと何から手をつけていいか解りませんでした。

その間をとって通信講座にしました。フォーサイトを選んだのは通信講座の中でも比較的受講料が安かったからです。資料請求をしてみると「安いけど内容は充実している」という手応えも。サンプルのフルカラーテキストとDVDを見て、これなら勉強しやすいと思いました。

フォーサイトのテキストは、噛み砕いたわかり易い言葉で書かれています。それでも法律を初めて勉強する方ですと、テキストを読むだけでは初めはなかなか頭に入ってこないと思います。事実、私がそうでした。

でもDVDを見ながらテキストを読むと事情がまるで変わってきます。福澤先生のテンポのよい喋り、むずかしいところはしっかり板書、簡単なところはサラッと流すというメリハリの効いた授業の為もあるのでしょう。内容がすんなり頭に入りやすいのです。

またどのポイントが狙われやすいのかは、やはり先生に教えてもらわないと判断できません。重要箇所や理解しにくい箇所は、何回といわず繰り返し見ました。同じ講義の繰り返しは、専門学校ではあり得ないことも心得ておくとよいのではないでしょうか。

フォーサイトの教材でいちばん活用したのが過去問集です。全問平均7回くらいは解いているはずです。見開き右ページの全体を使った解説が充実していて親切ですよね。

過去問集の解説は、「出題の考え方」を把握する上で有効でした。5択問題では、正解を導き出せても、残り4つの「誤」の肢にかならず理解の曖昧さが残るものです。そして確実に合格できる力をつけるには、その曖昧さをすべて解消することが大切です。

何度も同じまちがいをしてしまうような問題でも、繰り返し解き、解説を読み込むうちに、「自分は何を理解していないのか」が、ひとつずつ明らかになっていきます。それを超えていくと、出題のパターンが見えてくるようになります。

フォーサイトの過去問集を繰り返し、解説とテキストに戻り、知識の曖昧さを解消すること。それが私の必勝法だったように思います。

法令は、自分の言葉で、自分なりに説明できるようになることが大切だと思うのです。条文の丸暗記でなく、「それってこういうことだよね」と、自分で解説できるようになって初めてホンモノだと思ったのです。

私はそう思い、手帳サイズのノート数冊に、テキスト、講義DVD、問題集から、勉強していて「理解できた」と思えたところを、自分の言葉に置き換え書き溜める努力をしました。このミニノートを、スポーツジムでバイクを漕いでいる時間など、おもにスキマ時間を利用して繰り返し読み返しました。

それをやったら、テキストの条文も一字一句を追わなくても、書かれていることの全体像を理解できるようになりました。問題演習の繰り返しにも同じ効果があると思うのですが、実力をつけるには“自分で考え抜く努力”が大切だと思います。

5月に受講をスタートしたあとの3ヶ月、思うように勉強が進まなくて、私は8月に会社を退職しました。試験に受からなければその先はないと思い、逃げ道を断ったのです。皆さんにはそこまでは勧めませんが、自分をギリギリまで追い込む努力は、やはり必要かなと思っています。

試験に合格していなければ、私はまだ法律事務所への就職は決まっていなかったように思います。トライする以上、やはり合格しなければ意味がないと思います。フォーサイトの教材が合格しやすいのは確かです。自分を信じて前進してください。