理系出身の私でも合格できました! | 行政書士
海外での教師経験も持つ長尾さんは、ご出身の東北でも外国人を支援できる仕事はないかと模索。行政書士という職業にたどり着きます。地元には通える学校がなかったため、学習法は通信講座に。資料請求で講座をいくつか比較するなか、フルカラーテキストの使いやすさからフォーサイトを選んでいます。長尾さんは2回目のトライで合格されました。
通行政書士を目指したわけ、フォーサイトを選んだ理由は?
東北の地元から、外国人のみなさんの支援がしたかった。
大学院まで農学系に学んでいます。卒業後は高校の臨時教員、青年海外協力隊員としてラオスでの教師指導、また英語力を磨くためオーストラリアでのワーキングホリデーなどを経験してきました。結婚のこともあり地元に戻りましたが、どうしても外国の人を支援する仕事のやり甲斐が忘れられません。
しかしアルバイトの通訳で、地元の工場で働く外国人と触れ合うなか、『日本で外国人を支える方向もありかな』と考え方も発展し、行政書士を目指すことにしました。
しかし私はもともと理系出身、法律も行政書士の資格が何ものかもわかりません。独学でのマネジメントはちょっと無理だと思いました。フォーサイトを選んだ理由は、サンプル版のテキストとDVDで、かなり本番に近い学習体験ができたからです。『こういう感じで勉強すればいいんだ』と、学習法の組み立て方がつかめ、お世話になることにしました。
フォーサイトのフルカラーテキストで、勉強されてみたご感想は?
限られた情報量。法律初学の私でも、辛くても、早く一周できました。
情報量がしぼられ余白のメモ欄も多い。後から入れた知識を書き足していけるテキストです。このスタイルは法律の勉強をするのが初めての方を挫折させません。
フォーサイトのテキストは、書店の参考書や他校のテキストよりかなり薄いはずです。薄いはずなのに、最初の一周私はすごく辛かった(笑)。それでも早くどうにか一周できたのは、この量だったからです。書店の参考書で勉強していたら、基礎学習は、一回読み通すのが精一杯だったように思うのです。
法律初学者にまず『基礎の基礎』を固めさせる。全体の骨子をつかんだ上で、必要な情報を自分で肉づけする。フォーサイトのテキストでは、そんな勉強の仕方ができます。基礎の理解の上で自分から書き込むスタイルだと、当然情報量に混乱したりしません。もし初めから全部書かれた参考書で勉強していたら、私はきっと量に圧倒されていたことでしょう。
フルカラーテキストには、暗記を促進してくれる効果も感じました。私の暗記法は、色のついたページを丸ごとイメージとしてコピーするようなスタイルです。問題を解く時にも、『これは何ページの青い帯に、確か200文字くらいで書かれていた…』と、記憶をたどるようにして思い出します。私のようなそんな暗記法も、ページ数がそれほど多くない、要点が色分けされたフルカラーテキストならできます。
フォーサイトの講義DVDで勉強してみたご感想は?
繰り返して聞いた情報は耳に残りやすい!先生の余談もすごく役立ちます。
ほぼ一日を自宅で過ごせる主婦なので『講義を受けるぞ!』という気持ちで、バシッと画面に向かいました。福澤先生は素人にも分かるようご配慮くださり、エピソードなど具体例もたくさん入れお話ししてくださいます。
DVDも何回も観ているので、耳から暗記できた情報もたくさんあります。テキストの色遣いと同じように、福澤先生の余談も、実は単なる雑談ではなく、記憶のフックの助けとなるよう役立っているようです。
副教材で活用されたものはありますか?
合格手帳には分単位で学習量を記録。気持ちを落ち着かせる材料になりました。
合格手帳のアイディアがいいですよね。計画が立てやすく、今日どこまでやった、累計で何十時間やったと経過を見通せる手帳です。何時間やったら合格、ということではないですが、努力の量が見えることには、やはり充実感があります。私は分単位でその日やった勉強量を記録していきました。2年目も500時間を越えたあたりで「これだけやったのだから」と自分を落ち着かせることができました。
最後に読者のみなさんにアドバイスをお願いします。
やれることは全部やってください。行政書士試験は、勉強した者勝ちです。
私は2度目の試験で合格。実は1回目もあと少しの点差で合格を逃してしまい、悔しいというか喪失感からしばらく立ち直れませんでした。試験の直前期に、どうしても断れないアルバイトを入れてしまったことなど、とても後悔しました。
そんな苦い教訓もあり、2年目はやれることは全部やりました。本試験の試験時間帯に合わせ、自宅学習も午後1時~4時の時間を中心に。1回目の試験は本番でマークミスもあったため、模擬試験スタイルも何度も繰り返しています(主婦の方ならできます)。
行政書士試験は簡単ではありません。とにかく勉強するしかありません。しかし初めは取り付きにくいと感じる行政法はじめ、やればやっただけ得点を伸ばせる科目群・試験です。
とにかく勉強してください。行政書士試験は勉強した者勝ち、やれば必ず合格できます。