私だけのテキストを作るよう楽しんで勉強しました！ | 行政書士

東京へ転居するなか「そろそろ子供がほしいね」と、主人と相談していました。それで、再就職をしてもすぐに辞めてしまうようでは迷惑もかかると思い、しばらく家庭に落ち着くことに。

でもまだ赤ちゃんができたわけでもなく、自由に使える時間はたくさんあります。またこれまでのキャリアでは、今後正社員での再就職はむずかしいと考え、いまのうちに将来の仕事に繋がる資格を取っておこうと思ったのです。行政書士を目指したのは自宅でも開業できる資格だから。自分で子育てしながら仕事もするのが、将来の夢です。

行政書士を知るきっかけはある通信講座のCMでしたが、真剣に見たホームページはフォーサイトです。ネットの口コミには「いちばん支持されている通信講座」との情報もありサンプル版を取り寄せます。届いたテキストやDVDを試してみて、「なるほど、これなら楽しく勉強が始められそう」と感じて申し込んでいます。

文字情報として書かれているのは必要最小限のこと。DVDや問題集で勉強した内容を後から書き足していくタイプのテキストは、コツコツ積み重ねたいタイプの私に最適でした。

これまでテキストを読むだけの勉強だと、気づいたら“字面を追っているだけ”という時間のムダを、私はよくしました。でも自分なりに肉づけする、自分から向かっていける勉強にはそれがありません。テキストには、フォーサイト以外の問題集から拾った情報など、大事だと思ったことは何でも書き込んでいます。試験の直前期にこれだけ開けば何でも確認できるよう自分のテキストを作り上げる勉強には、充実感も安心感もありました。

DVDは、どの課目もテキストと一緒に5回くらい観ています。DVDでも、本当に教室で講義を受けているみたいです。福澤先生の講義を聞いていると、はじめ無味乾燥に思える文章も活き活きしてくるから不思議です。「いまの話を文章にするとこうなるんだ！」と、先生の解説で視界が広がる感じがあって、DVDで勉強するのが楽しい！

そもそも少ない量のテキストを、一層速く覚えられたのはDVD講義のおかげです。予定していたより早く進んだ時間を、たくさん問題演習に充てることができました。

スケジュール管理に使っていたのですが、「道場破り®」には、やらないでいると自動的に確認テストが溜まっていってしまいます。それが嫌で（笑）、最初はいやいや短答の問題演習をやっていました。制限時間もあり問題文を読むのもすごく焦るのですが、クリアできないまま溜めていくのもいやなので繰り返し、そのうちだんだん速く解けるようになりました。

やっていて気づいたのは、問題文を読むのに時間が掛かってしまう問題は、問題がむずかしいのではなく、私の理解の方が曖昧だということです。問題文を速く読めるようにならないうちは、その部分の知識は本物ではないんですね。「道場破り®」の演習でそう気づいたことが、その後しっかり復習していくことに繋がりました。

「勉強のハードルを低くする」「学習環境を整える」「勉強時間を増やすコツ」…。副教材の「戦略立案編」と『合格必勝編』には、合格するために取り組むべきことがたくさん書かれていて、こういう教材があるのは丁寧だと思いました。その内容は言われてみれば当たり前のこと、でも言われなければ気づかなかった、ほとんどそういう内容ばかりです。

私はこの2冊にホッとしつつ勇気をもらいました。「むずかしい資格に挑戦するからといって、何か特別のことをする必要ないんだ」「当たり前のことを、一つずつ確認して取り組めば大丈夫なんだ」と教えてもらって安心したんです。全部はムリでしたが、自分にもやれそうなアドバイスは積極的に取り入れています。

私と同じような主婦の方ですと、「合格できなかったら無駄になる」とか、「資格を取っても活かせない」とか、周りのマイナス情報もあり、チャレンジを躊躇されている方も多いのではないでしょうか。

私自身もまだ合格した段階で、資格をどう活かしていくかという道の途中です。でも合格できて「努力すれば結果に繋がる」という自信が持てました。勉強を始めた頃はまだ雲の上の話だった独立開業も、いまはきっとやっていける自信を、この経験から貰いました。

まずは前向きにチャレンジする気持ちで一歩踏み出してください。