
行政書士受験はテキストを読んで問題集を解く、それが大切です
【行政書士】
2015年(平成27年度)合格
- 勉強期間
- 1年間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- 派遣社員
- 年代
- 30代
- 性別
- 男性
勉強の基本は、まずはテキストを読んでしっかり理解をすべきだと思います。
理解ができたら、過去問や市販の問題集に取り組み、自分の理解ができていなかった所を確認すべきだと思いました。
テキストだけを読んでいると、どこが弱点あるいは理解ができていなかったかわかりにくいですが、問題を解くことで弱点がわかります。特に民法は行政法に比べ、どうしても過去問が少ないので、市販の問題集に取り組んだほうがいいと思いました。
本番で、注意すべき点は、あまりいい点を狙いすぎないことだと思いました。
そもそも行政書士試験は6割を越せば合格することができるので、高得点を狙う理由はありません。今年の試験もそうでしたが、特に民法は、難しい問題と、簡単な問題の差が激しいです。
高得点を狙うなら、難易度の高い問題も対応しなければならないですが、それは体力と時間が消費するので得策ではありません。
だから、正解しやすい問題をまずは正解し、なるべく点をつみあげること。そして難しい問題はつみあげが終わってからで良いと思いました。
最後に、自分のことを書きます。
私は、大学時代に法学部に所属していました。
法律の勉強は好きでしたが、行政法だけが苦手でした。だから行政書士にはなれないと思っていました。
ですが、30歳を超えて、やっぱり関心のある法律関係の仕事に就きたいと思いました。
そこで色々と調べたところ、行政書士は業務の範囲が広く、法人設立や、遺言の文案作成等の関心のある仕事ができることがわかりました。だから、この試験を受けようと思いましたが、正直行政法があるので、気が引けていました。
しかし、この弱点を克服することができたら、きっともっと自分の自信にもなると思い、挑戦することに決めました。
実際にはやはり行政法に苦戦しましたが、本番までには弱点を克服し、合格点に達することができました。
現段階では、苦手だと思っていることも、勉強を継続する中で、苦手ではなく、面白さも見つけみことがあります。
仮にもし今、苦手な分野があったとしてもまずは思い切って取り組んでほしいと思いました。