行政書士の勉強と育児の両立、時間も足りない中で合格へ

性別女性
年代30代
試験年度2015年(27年度)
エリア神奈川県
勉強時間1000時間
勉強期間9ヶ月間
職業正社員(サラリーマン)
商品CD,テキスト
受験回数初学者(1回目)
eラーニング使用回数
※eラーニングの使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
勉強を始めた当時、子どもは5歳と0歳。育児休業中に資格を取り、会社は退職したいと考えていました。子どもを抱えた途端、昇進も全く…サラリーマン生活にやりがいも生きがいもなくなっていたからです。

このままでは、仕事と育児の両立はできたとしても、自分の「やりたい」育児と「やりたい」仕事の両立はできないと考え、行政書士を目指しました。

しかし、本当に時間がなく…。日中は5歳の相手がメイン、夜中は0歳の相手の毎日でしたが、どんな人でもやる人はやるし、テキストに「まずはがむしゃらに」とあったように思います。本当にその通りだと思いました。

結局、私はCDを聞く時間もありませんでした。そうやって落ち着ける時間がなかったので、子どもが寝た瞬間、脇にある机に移動してテキストをひたすら読むということが多かったように思います。子どもがおんぶで寝たら、おろして失敗するのも面倒なので、おんぶのままでした。

気づけば下の子も1歳になっていましたが、ご指導の通り、トイレの1分も大切にしました。単語カードが本当に便利でした。いつもトイレに置いては繰り返し読んでいました。

テキストには5回分の日付記入欄がありましたので、5回は読まなければいけないと素直に考えました。1回目、つらい。2回目もけっこう忘れている。でも3回目、意外とわかる、覚えている!何事も繰り返しなのだと実感し、そこからは楽しくなりました。

とはいえ、一人集中できる時間があまりになく、イライライライラ、特に土日は家族全員が朝からいるので、楽しいはずの土日を…私の機嫌で台無しにしてしまったことも多々ありました。だからこそ、絶対受かって恩返しをしなければならないと考えたものです。

また、身近な人には、行政書士試験を受験することを言いました。これでもう戻れなくなり。前へ進むしかなくなり。

しかし、本番は択一でうまくいかず。絶対に落ちたと思って、自宅で涙が止まりませんでした。

ところが合格。目を疑いました。

記述で択一の失敗をカバーできて、180点に達することができていたのです。自分では全く予想しておらず、来年度どうしよう、モチベーション維持できないなあと悩んでいたところでした。それくらい8ヶ月間つらくて、もうこれで絶対に終わりにしたいと燃焼しきっていた感じだったので。

長男だけが、「ママは絶対受かってるよ。あんなにがんばっていたんだから」と最後まで言っていて、その言葉にも涙涙でした。

これがスタートだと思いますので、また新たな資格などにチャレンジして、実務も勉強してがんばっていきたいと思います。ありがとうございました。

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52おめでとう

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