
行政書士に4度目で合格したのでこの1年の勉強を回想しよう
【行政書士】
2016年(平成28年度)合格
- 勉強期間
- 10ヶ月間
- 受験回数
- 4回目
- 職業
- 派遣社員
- 年代
- 30代
- 性別
- 男性
そこで、3回目となる昨年は充てられる時間をすべて勉強に充てようと決意しました。
休日はあまり予定を入れずに図書館にこもり、9時30分から、昼食をはさんで17時まで勉強。家に帰ってきて夕食を食べ、ジムで軽く汗を流して帰ってきたら、寝るまで勉強。
平日も仕事から帰ってきて夕食後は2時間必ず勉強する、通勤電車では合格カードか道場破りをやる、というように勉強時間を捻出しました。ところが、結果は合格点まで2点届かず不合格という最も残酷というべきもの。この時ばかりは自分の運命を呪ったほどです。
リベンジをするにあたり、3回目までの取り組みで何が悪かったのかを反省し、一から出直すつもりで勉強を開始したのが2月でした。
勉強時間の確保は前回のやり方をほぼそのまま踏襲しましたが、少し緩急をつけるようにしました。息を抜くべきところは抜く、疲れた時は休む、ということを徹底しようと考えました。
3回目の時は「休むのはマイナス」と考えていたので、かえって肩に力が入ってしまったように思います。たまに休むことは、決してマイナスにはなりません。長丁場の試験ですから、むしろ必要なことだと思います。
4回目いうこともあって、知識はある程度頭に入っていました。なので、最初にテキストをサーっと復習し、そのあとは記述問題も含め、問題演習に早めに取り掛かることとしました。特に記述問題は正確な知識がないと書くことができません。
そこで、「テキストの内容を人に説明できるようにする」ことを目標にしました。そうすることによって、「正確な」知識を身に着けることができるのです。実際に行政書士になった後はクライアントの相談に乗り、適切な回答を求められるわけですから、その予行演習だと思って取り組みました。
問題演習はとにかく数をこなすことです。記述問題は多くの方が苦手意識を持っていますが、数をこなすと、福澤先生の言う「必須エレメント」が何かわかるようになりますし、40字程度にまとめる力もついてきます。
択一式については、解答理由をノートにしっかり書き、自分の理由と解説を見比べ、間違えて理解しているところはテキストを見直したり書き足したりしていました。
フォーサイトのテキストはノートスペースが多く、どんどん書き足していけるスタイルなので、自分に必要な情報が詰まったオリジナルテキストに仕上げていくことができます。講義ビデオも昼休みの時間や夜の時間によく見ました。
福澤先生の講義は本当に面白く、聴いていて笑ってしまうことも何度もありましたが、これがまたバッチリ記憶に残るのです。先生の講義では、サラッといくところと詳細まで詳しくやるところの緩急がついているため、狙われやすいポイントが見えてきます。
こうしたかいもあり、9月以降受けた模試では合格点に達していることができました。ところが10月、悲劇が襲います。なんと、大人の中耳炎になり、耳鳴りが止まらなくなってしまったのです。
当然、通院しなければならないので、直前期にもかかわらず勉強時間は大幅に減らさざるを得ませんでした。でも、今思えばこれも「直前期だからって焦らずに、ちょっと力を抜きなよ」という身体からのメッセージだったように思います。
そして1月31日午前9時。自分の合格を確認した時、心の底からガッツポーズしました!これから始める皆さん、最後まであきらめず、フォーサイトを、福澤先生を信じて頑張ってください!
最後になりましたが、福澤先生、フォーサイトの皆さん、本当にありがとうございました。