行政書士のテキストと過去問を何度も読んで定年退職後に受かりました

行政書士のテキストと過去問を何度も読んで定年退職後に受かりました

性別男性
年代60代
試験年度2016年(28年度)
エリア京都府
勉強時間1000時間
勉強期間8ヶ月間
職業その他職業
勉強法記述式,過去問
商品テキスト
受験回数初学者(1回目)
試験科目民法,一般知識
学習スタイル予備校,独学,通学
eラーニング「道場破り」使用回数
※eラーニング「道場破り」の使用回数となり、実際の学習時間とは異なります。
 定年退職後、しばらく家でぶらぶらしていたが、年金受給には間があり何かできる事はないかと思って資格取得を思いついた。前年に今の地域に移り住んだので周りとの付き合いもなく、地域に役立てる仕事でコミュニケーションを広げたいと思ったのが行政書士試験を目指した理由だった。
 全く独学で受験するのは不安があり、といって自分のペースで勉強を進めたかったので通学制予備校はやめ通信教育を採用することにしたが、最終的に某大手通信教育講座と貴社の講座との二つに絞りD V Dで講義が聴ける貴社に決めた。
 大学の工学部を卒業して、会社勤めの頃も法律とはあまり縁のない仕事だったため、新鮮な思いで講義に臨んだのはよいが、法律の基本的な用語から頭に叩き込まなければならなかった。D V Dの講義を単元毎に聞いては、テキストをもう一度細部まで読み込むことを繰り返したが、同時に合格道場についても合格点が取れるまで繰り返した。一つの反省項としては、過去問に手をつけたのはふた回り目からだったが、これは初めからトライすべきだったと思う。合格道場は単答式だが、五者択一ではかなり様子が違う。単純計算でも単答式で8割の正答力があっても、五者択一ではその5乗、3割3分の正答確率しかない。実際は、正解肢がわかった時点で他は無視してよいのでこんな計算にはならないが、いずれにしても舐めてはかかれない。これまでのいろいろな受験の経験でも出題範囲のテキストは最低3回は繰り返さなければ合格は難しいと思っていたが、福澤講師が合格者はD V Dを10回聴いた、テキストは5回読んだという人はザラですよとコラムかCoffee Breakで言われていたので5回を目標にしたが、結局試験までにテキストは4回転、過去問は2回〜4回(難易度で選択してやったため)ということで、時間があるほうにもかかわらず回数はこなせなかった。10月後半からはとにかく時間に追われる感じで、勉強時間も増やしていったが、過去問でなんどやっても不正解の問題があると不安が募った。
 受験当日は比較的余裕を持って試験会場に向かったつもりだったが、会場の大学構内で目当ての教室を探したり、軽めの昼食をとったりしているうちにすぐ入室時間となり、テキストの一部やノートなどを持参したが、行きの電車の中で気になる部分にざっと目を通すぐらいしかできなかった。
 いよいよ試験が始まったが、ここでも時間の不足感が常に圧迫要因だった。模擬テストでこのことは経験済みだが、だからといって問題の読解スピードが簡単に上がるものでもない。もともと遅読のため、過去問をやるときも時間には気を使ってだんだん解答時間が短くなるのに気をよくしていたが、2回、3回と見たことのある問題と初めて目にする問題では大きく異なる。かつてネットで見た法律系試験の合格体験記で読書スピードを上げる訓練をした方がよいというのを見た気がするが重要な要素だと思う。それはさておき、時間に追われていたことが大きいと思うが、これは取れたという問題はあまりなく、確信のないまま最後までいったような気がする。
結局、時間一杯使いきって試験は終了した。
 その晩、解答例をみて答え合わせをしたが、拓一式ではやはり問題をよく読んでいれば取れたなと思う問題が何問かあった。一方、比較的難しいといわれていた記述式は、3問中2問については、表現はともかく趣旨はほぼ正しく書けていたと思う。もう一問は必須エレメントを一つ外してしまったので部分点は半分程度かと予想がついた。一般知識については歳の功のおかげか比較的とれた方だった。結果として、合格確実とはとても言えず、記述式の採点の具合でどうなるかわからない状況だった。
 そんな具合で合格発表までは気が気でなかったが、発表を待つ間、目標に達しなかったもうひと回りのテキストの読み込みをして気を紛らわせていた。仮に再受験となっても勉強しやすいように、今回はできるだけ関連する法律の条文や、判例を丁寧に読んでその解説をネットで拾ったりして理解を深めるようにした(そのためまだ民法までしか進んでいないが)。
 いよいよ合格発表の日、試験研究センターのホームページを開く時は、やはり緊張したが、合格者の受験番号の掲載ページを開いた瞬間、視界の隅に自分の番号を認めた時には嬉しさと安堵の気持ちが湧き上がってきた。翌日には合格通知がきて、獲得した点数が表示してあったが、択一問題については当然だが予想通りであり、記述式は予想の範囲内でベストの採点をしてもらっていたので、合格はこのお陰かと合点がいった。
 3月の末から11月の試験日まで約7ヶ月半の受講期間だったが、全体を通してみてもやはりペース配分が重要だと思う。最初のうちはまだ受験日まで間があるからとのんびり構えがちだが、初めからトップスピードに入れて、後で余裕があればペースダウンして気になるところを深掘りすればよいと思うが、なかなかそれができないのが難しいところだ。
 結果として、法律初学者でも一発合格できたのは、やはり講義のシステムがよくできているからだと思う。ただ、テキストについては最初に合格に必要最小限の内容にしてあると断りがあったが、合格道場ではそれ以外の知識を問う問題が出題されたり、過去問でも
捨て問の表示がないものでも、テキストの知識だけで大丈夫かなという問題が散見されたりしたのでもう少し充実させてもよいのではと思う。もちろん、合格道場や過去問の解説をしっかり読み込んでテキストにメモしていけばよいだけの話ではあるが。
 最後に、福澤講師をはじめスタッフの皆様に感謝を申し上げて、拙い合格体験記の締めくくりとする。
0おめでとう
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