行政書士試験まで勉強時間は7か月!指示された重要箇所に絞って学んだ

性別男性
年代20代
試験年度2018年(30年度)
エリア東京都
勉強時間600時間
勉強期間7ヶ月間
職業学生
勉強法過去問
商品テキスト,問題集
受験回数初学者(1回目)
1.志望動機

現在学部2年(合格当時)ですが、1年生の頃から何か資格試験を受けたいと思い、行政書士の存在を知り、受けてみたいと軽く考えていました。早速、ホームページを確認をしてみたところ、既に12月で試験は終了していました。それから、すっかり行政書士試験のことを忘れており、4月なり、新学年になってから再度資格試験の行政書士試験を受けようとしていたことを思い出しました。ただ、試験日は11月であり、7ヶ月しかなく、また大学1年時は全く法律の勉強などはせず、教養科目ばかり履修するカリキュラムだったので、間に合う気がしませんでした。

さらに、私の大学は7月8月には研修会があり、2ヶ月間は全く勉強できない期間がありました。そこで効率を重視した方式をとることにしました。



2.フォーサイトを選んだ理由

正直なところ、どの会社もテキストのクオリティーに相違はなく、合格実績と価格の安さから選びました。(後にフォーサイトを選んで良かったと思いました。)



3.教材等について

市販で実に様々な数の入門書、問題集、過去問が販売されていましたが、試験に関しては格別重要でもない箇所が多く書かれていたりするため、時間のない方にはお勧めできません。

この点、フォーサイトの教材にも重要でない箇所はないとは言いきれませんが、先生が「ここは見ておいてください。」とか「そこまで重要ではないので、飛ばしていきます。」と仰られるので、本当に必要な箇所のみを抑えることができます。基礎テキストにも星印でマークされているので、それも参考にしました。

また、私はこれまでカラーの教材を使ったことがありませんでしたが相関図等は色付きの方が印象に残るので勉強しやすいなと感じました。



4.試験直前期

私の場合はスタートが遅かったのですが、過去の傾向を少し調べ、どの科目をどのくらい解けば良いか分析しました。その上で、自分の中での目標点数を掲げ、演習に入りました。基礎テキストは何周か回して完璧と思っていましたが、問題の慣れない聞き方に苦戦し、思うように点数が取れない状態でした。

そこで、10年分の過去問をとりあえず全て解き、ひたすら回しました。回数だけで言うと10回程度は回したと思います。その際に、類似問題が出題されたところをメモして「この分野は前にも見たけど、聞く角度が違うな」と思った場合にはそのページまで戻って再度確認していました。(この作業はページを行ったり来たりするので大変ですが、最初だけなので踏ん張ります。)

あとは過去問をひたすら回すだけです。私はこれ以外はやっていません。とにかく時間がないので、論述も実際に書くことはせず、言葉にして音読方式で行なっていました。

受験生の中には市販の模擬テストを受けている方もいると思います。私も1冊購入しましたが、過去問とは異なる聞き方や非頻出分野を聞いてくるので、対策が間に合わず、なかなか合格点をとることができず不安になるのでそれ以降は受けませんでした。

今思うと、あの時に模擬問題を解き続けていたら、膨大な知識に手を伸ばすことで、広く浅くの知識となっており、本試験では全く歯が立たなかったのではないかと感じます。



5.最後に

あくまでこれは私のような極めて時間がない人向けの勉強方法です。行政書士試験は資格試験なので全ての知識を知っている必要はなく、要はコツがすべてです。資格試験に受かるような自分なりの勉強方法を皆さんが見つけられることを願います。
1おめでとう

※プライバシー保護の観点より、筆者のお名前は仮名となります。



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