
福祉現場で弱者を助ける行政書士に憧れて!初受験で資格を手に入れた
【行政書士】
2018年(平成30年度)合格
- 勉強期間
- 1年間
- 受験回数
- 初学者(1回目)
- 職業
- パート・アルバイト
- 年代
- 40代
- 性別
- 女性
私は、社会福祉の仕事をおり、個別でも相談に乗ることが多く、一人暮らしの高齢者が、トラブルを抱えて泣き寝入りをしている実態をよく見てきました。
その中で行政書士さんが、丁寧な対応で問題を解決をする姿を見ました。
その憧れの行政書士さんは、法律を武器に立場の弱き人々を助ける方でした。
私はその姿を見て、法律というものは使えることができれば、その人の暮らしを守りその人らしく生きることができる力になることを知り、「自分もなりたい!」と夢を見るようになりました。
□教材選び
全く勉強法がわからない私は、まずネットで検索をしました。
予備校があることを知り、動画などを見ましたが、時間の関係で通うことができないことと、値段も気になりました。
そこで出会ったのがフォーサイトの通信教育。
値段も手ごろであり、テキストや問題が紙媒体もEラーニングもあること。それに加え、質問もでき、講義のDVDやCDがあることでした。
実際教材が届くと、カラフルな教科書、行き届いた対策法に驚き、面倒見のよいおかんみたいな通信教育だ!と驚いたものです。
□実際勉強を始めて
試験を受ける前年度の10月頃勉強をはじめ、テキストをゆっくり読んでいました。ところが5冊ほど読んだ後、仕事量が増え、体を壊し、5月は手術もあり、仕事以外は安静になり、勉強ができない状態が続きました。
「もう無理だ」と心は焦っていましたが、6月になり「もう1回勉強してみよう」と決意し、そこからは、最低、毎日、早朝1時間と夜3~4時間は最低必ず勉強し、移動の徒歩の時は条文を必ず唱えることにしました。
ところが7月末になっても難しくて一通りの勉強が終わりません。願書を出すことは締め切り最後まで悩みましたが、勉強は止めませんでした。
8月に入り一般知識まで終り、9月末までなんとかテキストを2巡、苦手な箇所は3巡4巡することができました。
DVDも見たかったのですが、時間がとれなかったため、理解ができないところを中心に見ていきました。テキストがとても素晴らしかったのと、テキストの方が読む時間があったため、テキスト熟読を選びました。それでもDVDの講師のわかりやすい説明は、私の精神安定剤になりました。
過去問は全く最初はわからなかったのですが、何度か解いているうちに、不思議と解けるようになってきました。
それでも29年度の過去問を解いても、150点に届かないことがわかり、勉強法が間違っているのか、と悩みましたが、繰り返しの勉強を続けました。10月のこの頃が一番辛く感じました。
その頃のことはよく覚えていません、という位、勉強に集中しました。筆記問題集もあまり解けなかったのですが、答えはほぼ暗記しました。
□試験当日、そして合格
試験日、法令、一般知識の解答を進めていき、最後に苦手の筆記問題に入りました。何もわからない、という思いが強すぎて、頭が真っ白になってしまいましたが、落ち着くと、不思議と手が動き答えを書いていました。
ただここで私はミスをしました。
試験勉強中、フォーサイトが模擬試験で解答用紙を用意して下さってるというのに、筆記の解答を解答用紙に書かず、問題に書き込んでいました。
その癖が出て、本番試験にも問題の方に筆記の答えを書いて、試験を終えたつもりになっていました。そのことに気づいたのが試験終了まで10分もないころでした。焦って解答用紙に書いた答えは全部写し終えられず、試験終了後はショックで動けませんでした。
結果は、なんとか合格ラインを超えましたが、いつもの勉強態度が本試験に出ることを痛感しました。
初受験でフォーサイトの教材を選択して本当によかったです。
本当に理解できているか心配で、他の一冊のテキストを購入してみましたが、結果として、いかにこちらのテキストがまとまっていてわかりやすいかを実感しました。イラストが記憶に残り、問題が解けることもありました。
DVDの講義をまだ全部見ていないので、これから楽しんで見ていこうと思います(笑)。
勉強をなるべく止めないこと、フォーサイトの対策指示を信じることが大切でした。
これから、福祉の分野も活かせるような開業も考えています。
憧れの行政書士になり、働けることが楽しみです。ありがとうございました。