副業に活かせる資格として行政書士を選択。子育てと勉強の両立に成功

性別女性
年代20代
試験年度2018年(30年度)
エリア東京都
勉強時間1000時間
勉強期間1年間
職業正社員(サラリーマン)
商品DVD,テキスト
受験回数初学者(1回目)
試験科目憲法,民法,行政法,商法,基礎法学,一般知識
▼行政書士を目指そうと思ったきっかけ

昨今、一部の企業で副業を可とする風潮があるなかで、私の妹の企業も副業を解禁した。私の企業はまだだが、人事の中で検討が進んでいるという話を聞いて、何か副業に活かせる資格を取りたいと思っていた。その中で、夫のお義父さんが、毎年行政書士を受験していることを知り、行政書士を取ろうと決めた。元々、勤め先で総務・法務の経験があり、法律には抵抗がなかったこと、また、同時に第一子を妊娠していたので、育休の一年を使って、子育てと自分への投資(キャリアアップ)を両立できることが決め手となった。



▼勉強を始めてみて

初めはDVDの早さについていけず、講義を聞きながら、メモができなかった。そのくらい講義から目が離せなかった。講義からちょっと目を離すと、すぐ分からなくなり、巻き戻し。でも逆に言えば、講義を見ていれば、だいたいのことは理解できた。テキストのチェックテストは全然できなかったが、新しい知識が増えていくようで楽しかった。



▼子育てと勉強の両立

初めての子育てで奮闘する日々。産まれた直後は夜泣きはするし、日中も泣くし、通しで2時間寝れればいい方。そのくらい過酷な日々だった。ただ、子供が3ヶ月頃から規則正しい生活リズムを意識すると、毎日決まった時間に寝て、起きてくれるようになり、勉強時間も確保できるようになった。とはいえ、子育てで疲れきっているなかでの勉強なので、効率よく進めるために、音読で五感を使って勉強するようにした。



▼模擬試験でイメトレ

フォーサイトのメールマガジンで、福澤講師が模擬試験を受けた方がいいと仰っていたので、某専門学校で模擬試験を受けた。受けるにあたっては、どの問題から解くべきかすごく考えた。私の場合は、【①行政法→②記述→③多肢選択→④基礎法学→⑤憲法→⑥民法→⑦一般知識(読解)→⑧一般知識(四択)→⑨商法】という順番にした。同時に時間配分も決めて、【①~③:1時間、④~⑥:50分、⑦~⑨:40分、見直し30分】にした。結果的に、この順番で、この時間配分通りに解くことができ、見直しの時間があることで心に余裕ができて良かった。



▼夫の協力

10月から土日は1日カフェで勉強し、7~8時間勉強した。9月と10月の模擬試験では両方とも220点前後だったので焦りはなかったが、弱点を重点的にひたすら勉強した。このラストスパートがあったからこそ、試験当日は落ちるはずがないという自信が持てたし、変に緊張することもなかった。私の勉強中は、夫が子供のお世話と家事全般をやってくれた。夫の協力なしには、合格はできなかったと思う。



▼行政書士の合格を受けて

行政書士の勉強は、本当に大変だった。夫に色々と協力をしてもらっていたから、もし落ちたらどうしよう…というプレッシャーがとても大きかった。でも、今思うと、子育てと勉強をオンオフをつけながら両立できたことで、結果的に子育ても勉強も楽しくできたと思う。

今年の4月から復帰予定なので、復帰して落ち着いたら、今度は司法書士を取得して仕事の幅を広げたいと考えています。
0おめでとう

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